彦根の城下町は慶長9年(1604年)から始まった彦根城の築城に伴い建設されました。上野家住宅の建つ旧本町一帯は、城下町建設の当初に着手されたと伝えられる町で、城下町のほぼ中心部に位置しています。当時の旧下本町周辺には、北側に旧下方原町(武家屋敷地)があり、南側には、職人町・上魚屋町などの町屋が広がっていました。上野家住宅主屋は、碁盤の目状に造られた城下町の東西に延びる通りの北側に位置し、南側を通りに面して建てられています。東西につらぬくこの通りは、ちょうど上野家住宅の西側あたりで屈曲しています。この屈曲した部分は「くいちがい」と呼ばれ、城下町建設の際に意図的に造られたものです。「くいちがい」は通りの見通しを遮り、敵の進行を妨げることで、城下町の防御能力を高めるために設けられたといわれています。なお、「くいちがい」から北側に延びる道は、近代になって設置されたものです。

景観重要建造物 上野家住宅主屋の詳細情報
名称 | 景観重要建造物 上野家住宅主屋 |
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よみがな | けいかんじゅうようけんぞうぶつ うえのけじゅうたくしゅや |
住所 | 〒522-0064 滋賀県彦根市本町2丁目1-33 |
地図 |
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最寄り駅 | |
最寄り駅からの距離 | 彦根駅から直線距離で1223m |
ルート検索 | |
標高 | 海抜87m |
マップコード | 101 375 310*70 |
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