乃伎多神社薬師堂には四躯の仏像が伝わりますが現在は公開されず、秘仏となっています。乃伎多神社はかつては「野北八幡」と称され、安曇郷の鎮守として祖神を祀っています。秘仏として安置される薬師如来立像と聖観音立像は、後世の補修、彩色が甚だしく、現容をうかがうことはできませんが、台座裏の墨書によれば、その修理は江戸時代後期文政8年(1825年)であることが判ります。彫眼で面幅が面長を上回るほどの丸顔・なで肩で身体も量感を強調せず、側面観は薄いこと、また、動静も見せず、下半身を紡垂形にまとめ、衣文も薄く穏やかに抑え左右対称に整っていないなどの特徴から、両像ともに平安時代末期の12世紀中ごろの作風かと見られます。同じく安置される毘沙門天立像二躰も平安期の作とみられます。

乃伎多神社薬師堂の詳細情報
名称 | 乃伎多神社薬師堂 |
---|---|
よみがな | のぎたじんじゃやくしどう |
住所 | 〒529-0252 滋賀県長浜市高月町東阿閉 |
地図 |
|
電話番号 |
0749-82-5909
|
最寄り駅 | |
最寄り駅からの距離 | 高月駅から直線距離で2329m |
ルート検索 | |
アクセス | JR高月駅より車にて約10分/木之本ICより車にて約15分 |
標高 | 海抜98m |
マップコード | 192 146 494*83 |
モバイル |
左の二次元コードを読取機能付きのケータイやスマートフォンで読み取ると簡単にアクセスできます。 |
※本ページの情報はマピオン観光マップを運営する 株式会社ONE COMPATH(ワン・コンパス)から情報提供を受けています。
※施設情報の誤り、修正のご依頼はお問い合わせ窓口からご連絡ください。
※株式会社ONE COMPATH(ワン・コンパス)はこの情報に基づいて生じた損害についての責任を負いません。
上記のリンクは、外部サイトに移動します。