鴨川右岸に広がる沖積地に位置する古墳です。古墳時代後期のもので、湖西地方では平野部に立地する唯一の前方後円墳です。 現在は前方部の墳丘がありませんが、周辺の地形などから、全長45m・後円部の直径25m・高さ5mほどの周濠をめぐらせた前方後円墳であったと考えられています。 明治時代に、後円部から横穴式石室と刳抜(くりぬ)き式家形(いえかた)石棺が掘り出されました。また、石棺内から、金銅冠(こんどうかん)・沓(くつ)・魚佩(ぎょはい)・金製耳飾・鏡・玉類・環頭大刀(かんとうたち)・鹿装大刀(ろくそうたち)・刀子(とうす)・鉄斧(てっぷ)などの象豪華絢爛な副葬品が発見されました。のちに、これらの副葬品は、朝鮮半島の新羅王陵の出土品とよく似ていることがわかり、この古墳の被葬者や場所と大陸との交流関連について、様々な興味と話題を呼んでいます。

鴨稲荷山古墳の詳細情報
名称 | 鴨稲荷山古墳 |
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よみがな | かもいなりやまこふん |
住所 | 〒520-1111 滋賀県高島市鴨 |
地図 |
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電話番号 |
0740-36-1553
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最寄り駅 | |
最寄り駅からの距離 | 安曇川駅から直線距離で1309m |
ルート検索 | |
アクセス | JR安曇川駅から高島・安曇川線バスで「宿鴨」下車、徒歩約5分 |
標高 | 海抜89m |
マップコード | 263 527 601*75 |
モバイル |
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