多賀大社から西方約4キロメートルの表参道に面して位置する石造明神鳥居は、同社の旧境界域を示しています。多賀大社の創立は、奈良時代に完成した「古事記」や平安時代に編纂された「延喜式」にも見られます。「一の鳥居」は社蔵文書に「寛永12年3月鳥居着工」の記述があり、社殿が元和元年(1615年)の火災の後、寛永年間に造営されているので、この時に建立されたものと考えられます。この鳥居は円柱を内転びに建て、頂上に反り付きの島木とその上に笠木をのせ、やや下がったところに貫を通して、中央に額束を据える明神鳥居形式で、現存する鳥居の中でも最も多い形式の一つです。県下の石造り鳥居としては、構成する部材は太く、均整がとれて古式を示し、また、最大のものであって、建立年次が明らかな点で貴重な遺構です。

県指定文化財 多賀大社 一の鳥居の詳細情報
名称 | 県指定文化財 多賀大社 一の鳥居 |
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よみがな | けんしていぶんかざい たがたいしゃいちのとりい |
住所 | 〒522-0201 滋賀県彦根市高宮町 |
地図 |
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最寄り駅 | |
最寄り駅からの距離 | 高宮駅から直線距離で361m |
ルート検索 | |
標高 | 海抜102m |
マップコード | 101 226 784*51 |
モバイル |
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