浜松ホトニクス(浜ホト)は2月14日、欧州原子核研究機構(CERN)の大型ハドロン衝突型加速器(LHC)を改良して行われる「高輝度LHC(HL-LHC)実験」における「CMS実験装置」の開発に向け、高放射線耐性であると同時に、高エネルギー物理学用途では世界最大サイズとなるフォトダイオード(PD)アレイ「8インチピクセルアレイディテクタ」を開発し、量産体制も確立したことを発表した。
また併せて、2月27日から同実験装置のために本格供給を開始し、2025年夏頃までに合計2万7000個を納入する予定であることも発表された。