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高エネルギー加速器研究機構(KEK)、理化学研究所(理研)、大阪大学(阪大)の3者は1月6日、理研の重イオン加速器施設「RIビームファクトリー」の超伝導RIビーム生成分離装置「BigRIPS」および低速RIビーム生成装置「SLOWRI」と、多重反射型飛行時間測定式質量分光器「MRTOF」を用いて、中性子過剰なチタン(Ti)とバナジウム(V)の同位体の高精度質量測定に成功し、近年確認された中性子数34において生じる新たな「魔法数」が、TiとVの同位体においては消失していることがわかったと発表した。