2025年07月29日16時00分 / 提供:ウーマンエキサイト
※このお話は作者スズさんに寄せられたエピソードをもとに脚色を加え再構成しています。
■これまでのあらすじ
夫と同僚・芹の関係に疑念を抱いた妻は、密会の現場を押さえようと動き出します。偶然出会った同期・葉山とともに張り込みを開始し、ホテル街の飲食店に入っていく2人を目撃。直後に夫へ連絡を取るも、「まだ皆と飲んでいる」と嘘をつかれてしまいます。帰宅後も夫は言い訳を並べ、スマホを見せて潔白を主張しますが、芹とのやり取りの履歴はすべて消去されていました。しかし、メッセージは妻の端末にも転送される設定になっており、内容はすでに把握済み。これまで夫の悩みに寄り添い、ネクタイを選んで贈っていた妻は、2人がそのことを陰で嘲笑っていたのではと感じ、言葉にできない悔しさが込み上げていました。
■そのセリフはもう聞き飽きた…
■妻の気持ちはほぼ離婚へ向いてしまい…
■同期の直球質問!
「芹さんはただの仕事仲間だ」と、相変わらず同じ言い訳を繰り返す夫に、妻はもはや問い詰める気力さえ失っていました。
やましい行動ばかりの夫をこれ以上信じることなどできず、妻の心は完全に離婚へと傾いていきます。
翌日、夫は帰り道で同期の葉山に声をかけられ、並んで歩くことに。先日、妻とともに2人の姿を目撃していた葉山は、躊躇なく切り出します。
「芹さんと関係を持っているのか?」
はたして、夫の口から出た答えとは――。
(スズ)