2025年06月21日22時00分 / 提供:ウーマンエキサイト
※このお話は作者土井真希さんに寄せられたエピソードをもとに脚色を加えています。
■これまでのあらすじ
会社員・けんとの唯一の趣味は妻・モカの手料理を食べることだった。しかし、結婚2年目にモカが妊娠。つわりのため質素な夕食が並ぶようになり、けんとは不満を募らせていく。
以前のような手料理を作ってほしいと度々おねだりするが、そのたびに撃沈。モカは、口を開けば「飯飯」ばかりのけんとに嫌気がさし、離婚を切り出す。だが、けんとは「脅しだろう」と本気にしていなかった。
モカが里帰りすると、出産予定日も忘れて自由気ままに過ごすけんと。ところが、モカから本気で離婚を突き付けられてしまい、実母とともに“自分に非はない”と主張する。それでも離婚一択のモカは、離婚調停で有利になる証拠集めを開始。さらに、父のツテで弁護士を紹介してもらうことになり…。
弁護士を挟み、モカは離婚話を進めていきます。間に入ってくれる人がいて、本当によかったですよね。けんととの直接的なやり取りでは、埒があきませんから…。
弁護士は根気強く離婚についての話を進めますが、けんとは「親に相談する」と言い、怒りながら帰って行ったそうで…。
(土井真希)