2025年06月17日22時00分 / 提供:ウーマンエキサイト
※このお話は作者土井真希さんに寄せられたエピソードをもとに脚色を加えています。
■これまでのあらすじ
会社員・けんとの唯一の趣味は妻・モカの手料理を食べることだった。しかし、結婚2年目にモカが妊娠。つわりを理由に質素な夕食が並ぶようになり、けんとは不満を募らせていく。
以前のような手料理を作ってほしいと何度もおねだりするが、そのたびに撃沈。それどころか、口を開けば「飯飯」ばかりのけんとに嫌気がさし、モカは離婚を切り出す。だが、けんとは「脅しだろう」と本気にしていなかった。
モカが里帰りすると、出産予定日も忘れて自由気ままに過ごすけんと。ところが、モカから本気で離婚を突き付けられてしまい、実母とともに“自分に非はない”と主張する。しかし実母は、けんとが離婚したいものだと勘違いしており、なぜか親子ゲンカが始まって…。
けんとの母も離婚には賛成しているころから、「もしかすると今日中に離婚届を書かせられるかも?」と粘るモカの父でしたが、結局この日は解散に…。
弁護士を雇うとお金も時間もかかりますが、さすがにこれ以上は話しても無駄だとモカの父も覚悟を決めたようで…?
(土井真希)