2025年05月30日22時00分 / 提供:ウーマンエキサイト
※このお話は作者土井真希さんに寄せられたエピソードをもとに脚色を加えています。
■これまでのあらすじ
会社員・けんとの唯一の趣味は妻・モカの手料理を食べることだった。しかし、結婚2年目にモカの妊娠が発覚。つわりを理由に質素な夕食が並ぶようになり、けんとは不満を募らせていく。
モカにどうにか以前のような手料理を作ってほしいと何度もおねだりするが、そのたびに撃沈。さらには生まれてくる子どもには興味がなく、口を開けば「飯飯」ばかりのけんとに、モカは離婚を切り出す。
そんな中、けんとが「妻にも母と同じように料理を作ってほしい」と語ると、部下がそれを一蹴し、「離婚は脅しじゃないと思う」と忠告。だが、別の部下から夜のお店に誘われ、一晩で18万円も支払うことになってしまう。その帰り道、部下からお金の管理について聞かれて…。
お金の管理の話になり、モカと約束していた貯金をしていないことを思い出したけんと。条件付きで許してもらったはずなんですが…。
しかし、そんなことはお構いなしにゆっくりと寝て、翌日の昼頃に起床。すると、リビングにはうつろな目でどこか様子のおかしいモカがいて…?
(土井真希)