2025年05月21日17時00分 / 提供:ウーマンエキサイト
※このお話は作者さやけんさんに寄せられたエピソードをもとに脚色を加え再構成しています。
■これまでのあらすじ
オンラインゲームで知り合ったカイルという男性に惹かれていった中学生の次女・めい。SNSのアカウントを交換したものの、何気なく投稿した「当て逃げした」という内容を知ったカイルから、ネットに晒すと脅迫されます。めいは母に相談し、当て逃げした相手に謝罪して和解。しかし、カイルは次女の個人情報を把握しており、強気な姿勢を崩しません。そこで長女が次女になりすまし、直接対決を決意。当て逃げの件は解決済みだと伝えても、カイルは「弱みが消えたわけではない」と脅し続けます。そこで、次女が撮った1枚のスクショを見せ、「これまでのDMとビデオ通話の記録は保存してある」と告げ、証拠を握っていることを示し、カイルに揺さぶりをかけたのでした。
■カイルの頭に浮かんだひとつの疑問
■あのたった1枚のスクショを残していたワケは…
■その後次女の情報が出回ることはなかったけれど…
■心の中の不安を完全に取り除くことはできない
警察に提出できる証拠が揃っているというハッタリにまんまと引っかかったカイルは、これ以上脅したりはしない、そしてもう連絡しないと約束します。
その後、次女の情報がネットに出回ることはありませんでしたが、次女の心には大きな傷が残りました。
いつカイルの気が変わって情報を晒されるかわからない…。そんな不安を抱えながら、日々過ごしている次女は、毎日のエゴサーチが習慣化しています。
なぜならこれは完全に解決したわけではないから。
では、どうすれば子どもたちを守れるか?
ただ便利だから。みんなやっているから。という理由だけで安易に与えず、親子でネットリテラシーについて学び、正しい使い方をしていきたいですね。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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(さやけん)