2025年10月06日17時00分 / 提供:valuepress
世界メンタルヘルスデー特別イベント 開催のご案内
世界メンタルヘルスデー記念イベント
「なぜ『歴史的』勝利なのか?」― あの宇都宮病院に勝訴した原告と弁護士が語る
世界メンタルヘルスデー(10月10日)を記念して、市民の人権擁護の会 日本支部は、2025年10月13日(月・祝)に東京都新宿区で特別イベントを開催。宇都宮病院における強制入院をめぐり、今年5月に下された「原告勝訴」の歴史的判決。メンタルヘルスの国際基準が大転換を迎える中、この勝利が日本の精神医療にどのような変化をもたらすのか、当事者と弁護士が語ります。
2018年、当時74歳の男性が理由なく羽交い絞めにされ、450km離れた栃木県の宇都宮病院に強制入院させられました。診断も治療も受けないまま「強制的に監禁」されるという衝撃的な体験は、本人の人権を著しく侵害するものでした。
2025年5月29日、裁判所は原告の訴えを認め、診断なき拘束や治療強要の違法性を断罪。この判決は、精神医療における強制医療の是非を問う歴史的な勝利といえます。
本イベントでは、原告・江口實氏と弁護士・西前啓子氏を特別ゲストに迎え、
・原告が最も苦しんだ体験とは何か
・日本の精神科病院の実態
・WHOが示した最新の国際ガイダンス(2023年・2025年)と人権に基づく新しいケアモデル
について、市民とともに考えます。
参考リンク:
・弁護士JPニュース(2025年8月8日記事)
https://www.ben54.jp/news/2559
・WHOと国連によるガイダンス(2023年10月9日)
https://www.ohchr.org/sites/default/files/documents/publications/WHO-OHCHR-Mental-health-human-rights-and-legislation_web.pdf
・WHOによるガイダンス(2025年3月24日)
https://www.who.int/publications/i/item/9789240106796
---
開催概要
日時:2025年10月13日(月・祝)13:30〜15:30
会場:サイエントロジー東京ビル 8階
(東京都新宿区百人町1-25-1)
参加費:無料
主催:市民の人権擁護の会 日本支部
---
お問い合わせ:
市民の人権擁護の会 日本支部
〒160-0023 東京都新宿区西新宿7-22-31-711
TEL: 03-4578-7581
Email: info@cchrjapan.org
ーーー
市民の人権擁護の会(CCHR)は、アメリカの人道主義者L.ロンハバードの調査内容に基づき、1969年、精神医療の人権侵害を調査・摘発するために、サイエントロジーと米シラキュース大学名誉教授のトーマス・サズ博士(故人)によってアメリカ・ロサンゼルスに創設されました。