AIが書いたBtoBメールマガジン（ニュースレター）、「評価保留」が約半数～第3回「BtoBメール閲覧実態調査」調査結果を公開～

BtoB向けのコンテンツマーケティング事業を行う株式会社グリーゼ（所在地： 東京都中央区・代表取締役：江島民子）は、2025年5月に実施した「第3回 BtoBメール閲覧実態調査」の結果を公開しました。本調査は、過去に実施した2017年、2020年の調査結果と比較しながら、BtoBメールマガジン（ニュースレター）に対する受信者の実態と意識を明らかにするものです。今回は、近年のAI活用の広がりを踏まえ、AIが作成したメールマガジンに対する信頼度を調査し、最新の読者傾向とともに詳細にレポートしています。主な調査結果は以下の通りです。（連絡先入力不要です）■アンケート調査結果 https://gliese.co.jp/success/resource_files/WP_report_btobmail.pdf

【主な調査結果トピックス】

■ 6割以上が「スマートフォンでも読む」
BtoBメールの閲読スタイルとして「スマートフォンでも読む」と回答した割合は65.4％にのぼり、スマホ対応の重要性が浮き彫りとなりました。
■「HTML形式でもテキスト形式でもよい」が過半数
メールの形式に関しては「どちらでもよい」が過半数を占め、視認性の高さを重視するHTML派と、シンプルな読みやすさを重視するテキスト派のどちらも一定数存在。メールマガジン(ニュースレター)の配信者には、固定観念にとらわれない設計が求められることがわかりました。
■ スマホ閲覧の最適な長さは「1スクロール以内」
情報量に関しては「1スクロール以内が望ましい」との声が6割超。簡潔で要点が伝わる設計が、今後ますます重要となります。
■ AIライティングは「評価を保留」が最多
「AIが書いたメール」に対する信頼度では、「どちらともいえない」が最多（46.1％）。一方で「信頼できる」との回答も3割を超えており、今後の活用拡大に向けて品質と透明性の向上が鍵となります。

【グリーゼからの提言】
本調査から浮かび上がったのは、「受信者視点の最適化」がメールマーケティング成功の鍵であるという点です。
件名や差出人名の工夫、スマホファーストのレイアウト、スパムフィルター対策など、読まれるための基本に立ち返った運用が重要です。

【調査概要】
・調査目的：BtoBメールに関する実態と課題の把握
・調査対象：30代～60代のBtoBメールマガジン読者（ニュースレター）の読者
・有効回答数：358名
・調査期間：スクリーニング調査 2025年5月９日／本調査 2025年5月13日～20日
・調査方法：インターネットリサーチ
・実施機関：株式会社グリーゼ