2025年02月27日09時00分 / 提供:valuepress
カウンターポイント・リサーチ・エイチ・ケー (英文名: Counterpoint Research HK 以下、カウンターポイント社)は、2024年度スマートフォングローバル市場における高価格帯スマートフォンのシェア率は25%となり、2020年の15%から大きく伸びたという調査結果を含むGlobal Handset Model Sales Trackerによる最新調査を発表致しました。
2024年度スマートフォングローバル市場において、スマートフォン全体における高価格帯スマートフォン(プレミアムスマートフォン・メーカー卸値600米ドル以上)のシェア率は25%となり、2020年の15%から大きく伸びました。高価格帯機種指向のトレンドが依然として強く、新たに高価格帯機種を求める消費者が続々と現れたことで、この結果に繋がりました。高価格帯機種の価格帯は2024年に前年同期比8%伸びており、スマートフォン市場全体の伸びの5%を上回っています。Appleは67%のシェアで2024年の高価格帯機種セグメントのトップとなりましたが、昨年の72%からはシェアが下がっています。その理由は、Samsung、Huawei、Xiaomiがシェアを奪ったことにあります。高価格帯機種セグメントの中では、超高価格帯スマートフォン(メーカー卸値平均1,000米ドル)の割合が初めて40%を超えました。消費者心理における買うなら最高級バージョンをという流れを反映しています。
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