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弘前大学医学研究科の引地浩基助手らの研究グループが抗精神病薬の副作用である遅発性ジスキネジアの発症機序を解明

2025年11月28日17時20分 / 提供:Digital PR Platform

弘前大学(青森県弘前市)医学研究科の引地浩基助手らの研究グループは、モデルラットを用い、大脳基底核の神経細胞に生じる形態変化を電子顕微鏡と免疫染色を駆使して解析し、遅発性ジスキネジアの新しい発症メカニズムを明らかにしました。本研究は、「直接路」と呼ばれる別の回路を構成する神経細胞に構造的変化が生じることを初めて明らかにしました。今回の発見は、遅発性ジスキネジアの病態理解を根本から見直す契機となり、今後の新規治療薬の開発や既存薬の改良につながる可能性があります。本研究成果は、神経疾患分野における国際的専門誌『Movement Disorders』に掲載されました。

■本件のポイント
・遅発性ジスキネジアは、抗精神病薬(※1)を長期間使用した患者に生じる難治な副作用で、口や舌、手足が自分の意思に反して動いてしまう不随意運動を特徴とします。一度発症すると薬を中止しても長く持続し、患者の生活の質を著しく損ないます。

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