2025年11月24日08時20分 / 提供:Digital PR Platform![]()
敬愛大学教育学部では、小学校教員を目指す学生が自由に理科実験を復習できるよう、毎週金曜日に理科室を開放する「理科実験リトライLabo」をスタートさせた。教育実習前に担当する理科の実験を予習したり、児童に安全に指導するために小中学校時代の実験をやり直したりすることができる。苦手意識のある理科の指導を、卒業までに得意教科に変えるねらいもある。理科室には東京都の中学校で理科教諭を長年務めた新田正博 特別招聘講師が待機。新田講師から経験豊かなアドバイスを受けられるほか、さまざまな実験器具や薬品を安全に扱うことができる。
近年、小・中・高校での理科教育において、実験にあてられる時間が減少。実験の様子を動画で見せるだけで授業を終えてしまう学校もあるといい、懸念も指摘されている。特に、地学分野は高校で選択しない生徒が多く、地学実験をほとんど経験しないまま卒業するケースも少なくない。実際に自分で手を動かして実験を行ってこなかった学生が、次の世代の理科教育を担うことには、不安があると考えられる。
このような背景から敬愛大学では、理科実験を学び直せる場として「理科実験リトライLabo」をスタート。顕微鏡や電気回路の装置などの機器や実験機材を「どれでも、誰でも、いつでも、何度でも」自由に扱うことができる。
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