旬のトピック、最新ニュースのマピオンニュース。地図の確認も。

哺乳類の性決定遺伝子Sryの"下剋上進化" ~ゾウ・ナマケモノで力を抜く「寛容的機能低下」の分子進化~(北里大学)

2025年11月07日14時20分 / 提供:Digital PR Platform

北里大学大学院理学研究科の奥山ほのか大学院生(博士後期課程3年)と伊藤道彦准教授の研究グループは、哺乳類のオスを決める遺伝子「Sry」が、ヒトやマウスでは維持を保っている一方で、ゾウやツチブタなどのアフリカ獣類およびナマケモノでは大きく機能低下していることを発見しました。これは「性決定遺伝子は怠けていても働ける」進化的余裕を示すもので、当研究室で提唱された「下剋上進化仮説」を支持する成果です。この研究成果は、2025年10月23日付で、遺伝子専門学術誌Geneのオンライン版に公開されました(Geneには12月10日掲載予定)。

■研究成果のポイント
・哺乳類の性決定遺伝子Sryは系統や種によって機能強度が異なる:

リリースカテゴリのその他の記事

地図を探す

今すぐ地図を見る

地図サービス

コンテンツ

電話帳

マピオンニュース ページ上部へ戻る