2025年10月07日09時00分 / 提供:Digital PR Platform
-分野横断的な課題解決策を生成する手法の開発-
横浜市立大学大学院生命医科学研究科 生命情報科学研究室の富田ひかりさん(博士前期課程1年)、石田祥一客員講師、寺山 慧准教授、東京科学大学 総合研究院 元素戦略MDX研究センターの神谷利夫教授、AGC株式会社 材料融合研究所の中村伸宏マネージャーからなる共同研究グループは、解決が困難な課題に対し、大規模言語モデル(以降、LLM)*1を用いて異分野融合による効果的な解決策を生み出す手法SELLM(Solution Enumeration via comprehensive List and LLM)を提案しました。材料科学分野において解決が困難な課題に対し、SELLMを適用して検証した結果、課題から離れた材料や分野のアイデアを活用した、効果的な解決策や有望な代替案が生成されました。SELLMは汎用的なフレームワークであり、産学を問わない幅広い課題や問題に対して、異分野融合的な有望な解決策やひらめきを提供し得るポテンシャルを持っています。本研究成果は、国際科学雑誌「Communications Materials」に掲載されました(日本時間2025年10月6日18時公開)。
研究成果のポイント
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