2025年09月30日13時00分 / 提供:Digital PR Platform
保育学生、全国27校、115チームから367名が参加
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全国に94園の保育施設を展開する京進グループのHOPPA(※)は、保育学生を対象に開催した「手作りおもちゃコンテスト2025」の表彰式を2025年9月7日(日)にオンラインで行いました。式では、最優秀賞をはじめ、インターネット投票で決定したオーディエンス賞など、入賞した12チームの各賞を発表しました。
※京進のほいくえん HOPPA、京進のこどもえん HOPPA、京進の学童保育 HOPPA を運営
保育士を目指して学んでいる学生ならではの、既存の概念にとらわれない新しい発想や感性を活かした「手作りおもちゃ」を競うこのコンテストに、今回は全国115チーム367名から作品応募がありました。表彰式には、特別審査員のわくわくさん、東京おもちゃ美術館の貝原 亜理沙(かいはら ありさ)さん、金沢学院大学講師 森 舞(もり まい)さん(2023年度最優秀賞チーム指導者)にもご参加いただき、7月30日(水)~8月16日(土)に実施された一般投票と最終審査を経て決定した各賞の発表を行いました。
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最優秀賞作品
最優秀賞に輝いたのは、常磐短期大学に通う大学生のチーム「プリンセス常磐」の作品。「自分でやりたい!ためしたい!という育ちを支えるため、生活習慣の中でも特に挑戦意欲が高まる“着脱”に焦点を当てたおもちゃを製作しました」と製作のポイントをあげたおもちゃ作品は、自分自身が王子さまになって衣服だけでなく王冠や剣などの着脱ができ、ごっこ遊びを楽しむこともできます。フェルトで作られたおもちゃパーツの安全性はもちろん、細部まで丁寧に完ぺきに作り込まれていることや、着脱をテーマとした発想力などが審査員から高く評価されました。
子どもたちの発達や成長をねらった学生たちの創意工夫は、普段の学びや実習での経験が作品に反映され、コンテストを重ねるごとに向上しています。「想像力やコミュニケーション力がつく工夫を考えた」「脳の発達にもつながる五感を刺激するおもちゃを考えた」「やってみたいという思いを引き出すしかけを考えた」「生活習慣がつくことにサポートにつながってほしい」などの入賞チームの声からも、保育学生ならではの視点を活かして取り組んでいることがわかります。本コンテストのねらいのひとつに、将来保育士として働くうえで必須となる「チームで保育に取り組む」「相手のことを考えて行動する」力を養う経験の提供があります。学生生活の忙しい中でもチームメンバーと協力して本コンテストに臨んだ時間が、参加した全ての学生にとって貴重なものとなっていることを願っています。
京進は、保育士を目指す学生の学びと可能性を広げる機会の創出に努めながら、保育現場で奮闘する人々と新しい知を共有し、子どもたちの未来を育むより良い環境づくりに取り組んでまいります。
【入賞作品】
最優秀賞 プリンセス常磐 (常磐短期大学)
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<評価ポイント> 「自分自身が王子になる」というコンセプトが素晴らしく、子どもたちが遊びに夢中になれるよう着脱がしやすいよう工夫がされている。細部まで“完璧”に作り込まれたパーツには感動を覚える。フェルト素材で安全性も高く安心してなりきり遊びを楽しめること、着脱をテーマとした発想、細やかな作りに驚かされた。
優秀賞 ぺったん子(新潟県立大学)
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<評価ポイント> 道具の細部まで精巧でリアリティが際立つ作品。一つひとつに工夫が凝らされ、子どもたちが深く遊び込む様子が容易に想像できる。箱を開ける瞬間から期待感が膨らみ、なりきり遊びを存分に楽しめるだけでなく、片付けまで考え抜かれている点が秀逸。肉、魚、野菜といった食材カテゴリーを学びながら遊びを展開できる構成もすばらしい。
優秀賞 くまちゃん(武蔵野大学)
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<評価ポイント> 子どもが扱いやすいサイズ感と工夫された収納が魅力的な作品。ボタン操作を練習するのに最適なサイズで、色の選び方にも作り手のこだわりが見られる。細部まで丁寧に作り込まれた品質が手にした瞬間に伝わり、遊びの楽しさと学びを兼ね備えた優れた一品に仕上がっている。
審査員長賞 からふるず☆(洗足こども短期大学)
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<評価ポイント> 縫製が丁寧に施されており、手縫いのエコバッグやレジのボタンの触感、ICカードまで細やかに再現された完成度の高さが際立つ。道具ひとつひとつがリアルで、ボタンを外してコンパクトに収納できる工夫は片付けの流れをスムーズにする配慮が光る。箱を開けた瞬間から「いらっしゃいませ」が始まり、子どもたちが没頭して遊び込める作品に仕上がっている。
わくわくさん賞 寝ても寝ても眠い隊(国際ビジネス公務員大学校)
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<評価ポイント> カラフルでひとつひとつ丁寧に作られている点が魅力的。マジックテープを使った自由な付け替えの工夫は、遊びの幅を広げる素晴らしいアイデア。デザインや色合いも優れていて、見ているだけで楽しいパーティーの雰囲気が伝わってくる。特にケーキの飾りつけを楽しめる点が秀逸で、食材の細やかな色使いや細部へのこだわりに感心させられる。
東京おもちゃ美術館賞 ひろポンず(名古屋芸術大学)
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<評価ポイント> コミュニケーションや遊びが広がる魅力的なおもちゃ。園の積み木と組み合わせて街を作るなど、遊びの幅も広がる。安全面への配慮が行き届き、マジックテープの角を丁寧に処理している点が安心感を与える。デザインでは道路と芝の境目に黒い毛糸を使い、全体の印象を引き締めている。さまざまな素材が巧みに使われ、楽しく作られた工夫が伝わる作品。
メンバーシップ賞 ひよこぐみのみんな(龍馬看護ふくし専門学校)
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<評価ポイント>2歳児が手に取るのに適したサイズ感で、傾けると新しい色が現れる仕掛けがユニーク。3種類ある点も魅力的で、裏側にも遊び心が散りばめられている。ミツバチの動きが自然で、中に入った玉の転がり方には目を引く工夫が光る。本棚に収まる片付けやすいサイズ感も評価できる。
HOPPA審査員賞 りんご(茨城キリスト教大学)
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<評価ポイント> 縫製が丁寧で、しっかりとした作りが印象的。丈夫さが重要なポイントとして考えられており、何度も遊べる安心感がある。トングの発想が秀逸で、使いやすさに工夫が施されている。豊富なパーツを組み合わせることで遊びの幅が広がり、子どもたちの思考を刺激する内容となっている。
HOPPA審査員賞 コツメカワウソ(神戸教育短期大学)
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<評価ポイント> 一日の生活をストーリーとして楽しめる点が魅力的。丁寧に作られているため、実際の生活を具体的にイメージできる内容になっている。絵本の形式によって自然に順番を理解でき、子どもたちを深く理解した遊びの工夫が多く盛り込まれている。
The award of HOPPA きいろいぞうさんTHREE 佐賀女子短期大学
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<評価ポイント> ※HOPPAの保育士による投票コメント
・子どもたちの憧れが詰まったおもちゃで、手に取る喜びが感じられる。
・安全な素材で作られており、安心して遊べる点が素晴らしい。「やってみたい!」という気持ちに応える工夫が光る。
オーディエンス賞 令和インパクト(大阪保健福祉専門学校)
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<評価ポイント> ※一般投票によるコメント
・遊び方に決まりがなく、子どもの創造性を大切にしている。
・遊びながら、服をたたんだり片付けたりする習慣が身につくのは嬉しい。身の回りのことを自然とできるようになるきっかけになりそう。
オーディエンス賞 こんぺいとう(沖縄こども専門学校)
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<評価ポイント> ※一般投票によるコメント
・2歳児の発達段階がしっかり考えられている。巧緻性を高めるねらいがよくわかるつくり。
・ひとつひとつ丁寧に作られていて、自分の好みに合わせて遊べるのが良い。いろんなパターンで繰り返し楽しめそう。
【手作りおもちゃコンテスト2025 受賞作品】
■入賞:12作品(同賞順不同、受賞者名は敬称略)
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<最終結果>https://keceg.jp/2025/09/07/omocha-2025-award/
【「手作りおもちゃコンテスト 2025」概要】
■応募資格:全国の保育養成校に通う学生(大学・短大・保育士養成校・専門学校)
■参加総数:作品応募115チーム(367名)
■審査基準:おもちゃを見た・使った子どもたちがいかに『わくわくドキドキするような手作りおもち
ゃ』であるかを重視。その他、巧緻性・安全性・歳児適合性・丁寧さや見た目を含め総合的に審査
■審査員
〇特別審査員:わくわくさん(久保田 雅人)
NHK Eテレで、1990年から2013年まで放送していた子供向け工作番組『つくってあそぼ』に、「ワクワクさん」として長年出演。現在も「わくわくさん」としての活動を行っており、保育園・保育士さん向けに「工作教室」などを開催し、工作の楽しさを広めている。
〇特別審査員 東京おもちゃ美術館代表審査員:貝原 亜理沙(かいはら ありさ)
認定NPO法人 芸術と遊び創造協会、東京おもちゃ美術館 副館長。絵画造形教室の講師を経て、2017年から東京おもちゃ美術館に勤務。身近な材料でできる手づくりおもちゃのワークショップを行う「おもちゃこうぼう」と、電動いとのこを使用した木工作の部屋「いとのこや」を担当。
○特別審査員 金沢学院大学講師 森 舞(もり まい)
教育学修士。金沢学院大学教育学部教育学科で保育士養成に携わる。現在の主な研究テーマは、ピアノ初心者へのピアノ指導法・幼児期の印象的な音楽体験の模索・音楽の多様な表現研究。専門分野は音楽教育・ピアノ。2023年おもちゃコンテスト最優秀チームを指導。
○審査員長:水口 加緒里
(株式会社京進 保育事業部長、株式会社HOPPA・ビーフェア株式会社 取締役社長)
○審 査 員 :HOPPA審査員12名
【京進の保育事業について】https://keceg.jp/
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京進の保育事業は2011年に開始。能力開発lesson(知育time)やEnglish TeacherによるEnglish time、プログラミング教育への取り組みを特色としています。「HOPPA(ホッパ)」という名称で、全94園の保育園・認定こども園・学童保育を運営しています。
【株式会社京進】
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本社:600-8177京都市下京区烏丸通五条下る大坂町382-1
設立:1981年4月
代表取締役社長:立木 康之
事業内容:総合教育サービス(集合学習塾、個別指導、英会話、日本語教育)、保育、介護、フードサービス、キャリア支援
従業員数:2,081名(連結2025年5月末現在)
サービス事業所数:497カ所(保育園運営の社会福祉法人含む)
ホームページ:https://group.kyoshin.co.jp/
【京進グループについて】
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京進グループは1975年に学習塾として創業。現在は、学習塾のほか、語学、キャリア支援、保育、介護、フードサービスなど、人の一生を支援する事業を展開しています。グループビジョンは「ステキな大人が増える未来をつくる」。教育と、人の一生を支える事業で社会に貢献し続ける企業を目指しています。
関連リンク
最終結果
https://keceg.jp/2025/09/07/omocha-2025-award/
HOPPA
https://keceg.jp/