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デジタルアーツ、「Z-FILTER」発売日を11月4日に正式決定β版は9月1日提供開始

2025年08月28日10時00分 / 提供:Digital PR Platform

-ID認証から通信制御までを一手に担い、ゼロトラストの実現を支える-

情報セキュリティメーカーのデジタルアーツ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:道具 登志夫、以下 デジタルアーツ、証券コード 2326)は、統合型セキュリティサービス「Z-FILTER」の発売日を2025年11月4日に正式決定しました。これに先立ち、β版の提供を同年9月1日より開始します。
「Z-FILTER」は、ID認証(IDaaS機能)から通信制御(SSE機能)を一手に担う画期的なサービスであり、企業は別途IDaaSを導入する必要がありません。これにより、アクセスから認証までのゼロトラスト運用を「Z-FILTER」だけで一貫して実現できます。

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ゼロトラストの根幹は「ID認証」
昨今、クラウドサービスやリモートワークの普及によって、業務アプリケーションやデータは社内ネットワークの外側に分散し、誰がどの端末でどこにアクセスしているのかを正確に把握し制御することが不可欠であることから、ゼロトラストのニーズが高まっています。ゼロトラストとは、「ネットワークの内外を問わず、すべてのアクセスを信用せずに検証・制御する」というセキュリティの考え方ですが、その中心となるのが、「誰が、どの端末で、どこから」アクセスしているかを厳密に識別・検証するIDaaS(Identity as a Service)です。

SSEにIDaaSを統合 ― 複雑化するセキュリティ運用とSSE市場の課題に対応
当初はSSE(Security Service Edge)機能に特化して提供を予定していましたが、複雑化するセキュリティ運用への対応を強化するため、新たにデジタルアーツのIDaaS製品「StartIn」の機能を統合し、より包括的なゼロトラストソリューションへと進化させました。さらに、既にご利用中の他社製IDaaSとも柔軟に連携可能な設計となっており、既存の環境を活かしながら段階的な導入が可能です。
SSEは、クラウドやリモート環境におけるネットワーク通信を安全に管理・制御するための仕組みです。SWG(Secure Web Gateway)、CASB(Cloud Access Security Broker)、クラウドファイアウォールなどの機能を組み合わせ、単一のセキュリティサービスとして提供されることで、ゼロトラストの有力なアプローチとして注目を集めています。
一方で、IDaaSとSSEは別々のベンダーから提供されるケースが一般的であり、ユーザー連携時の初期設定や各種構成が複数のシステムにまたがることで、運用が分断される課題が生じます。さらに、不具合発生時の原因特定が複雑になるほか、ベンダーごとのライセンス費用やサポート契約も必要となるため、初期コストや導入スピードの面で障壁となっていました。
「Z-FILTER」は、ID管理と通信制御を統合した一社完結型のゼロトラストモデルを採用し、こうした課題を根本から解消します。製品間の仕様差や連携不具合のリスクを排除するとともに、契約やサポート窓口の一本化により、運用負荷や調整作業の軽減も実現します。

■Z-FILTERの主な特徴

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認証から通信までをカバーする統合基盤
「Z-FILTER」のSSEは、独自の「ホワイト運用®」※1を始めとした複数の機能でネットワーク通信を安全に制御します。安全なリモートアクセスを実現するZTNA機能や、URL・ドメイン・アプリごとの通信制御、クラウドサービスのアクセス・操作制御(CASB)、通信の見える化やログ分析も可能です。
IDaaS機能としては、デジタルアーツの「StartIn」が組み込まれたことで、ユーザー登録や連携設定が自動化され、シングルサインオンを有効にするだけで、すぐに利用を開始できます。また、パスワードレス認証(Passkey)、証明書発行、位置情報を使った多要素認証など、多様な認証方法も備えています。SAML連携にも対応しているため、既存のクラウドサービスや社内システムと簡単に連携可能です。
「Z-FILTER」では、ID認証から端末・通信制御、見える化、ログ管理まで一つの管理画面に統合されており、監査対応やインシデント対応、ポリシー変更などの作業効率化に貢献します。また、豊富なテンプレートや自動更新機能を備えているため、導入や日々の運用負担も軽減されます。

■IDaas管理画面のイメージ※2

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■Web利用状況管理画面のイメージ※2

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※1…「ホワイト運用®」の実績
・2025年6月末時点のご利用者数は約1,380万人を突破、同日までマルウェア感染の被害報告件数0件
・GIGAスクール構想第2期において、提案機会のあった教育委員会のうち、95%が当社製品を採用(2025年6月末集計時点・自社調べ)
※2…画像はイメージであり、提供版の製品画面とは異なる可能性があります

急速なAI普及に対応 ― 「Z-FILTER」にAIチャットフィルター機能を搭載
近年、AIの急速な普及により、企業でも幅広い分野で活用されるようになりました。一方で、情報漏えいや誤送信などのリスクを懸念し、導入に踏み切れないケースも増加しています。こうした状況を踏まえ、「Z-FILTER」ではAIサービスの安全かつ効率的な利用を支援するAIチャットフィルター機能を新たに搭載しました。
本機能は、ChatGPTなどの生成AIサービスにおける不適切な活用や機密情報の入力リスクをリアルタイムで検知・制御するものです。また、生成AIへの「特定の単語を含む」入力をブロックし、従業員に警告通知を発する機能も備えています。これらの利用状況や入力・回答内容はグラフやログで可視化・分析できるため、効率的な管理・運用が可能です。
AIチャットフィルターは企業や組織における情報漏えいや誤送信のリスクを大幅に軽減し、ユーザーの業務や学習の妨げにならない形で安全性を確保します。

顧客ニーズに応じたシンプルなプラン展開
「Z-FILTER」は、利用規模や求めるセキュリティレベルに合わせて、わかりやすい3つのプランをご用意しています。ゼロトラスト環境の構築を検討する企業が、自社の状況や予算に応じて無理なく導入できるよう設計しています。
各プランの詳細な機能比較や価格体系については、以下のプラン表をご参照ください。価格は1ユーザーあたりの金額です。

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※1‥ 該当のプランにはStartInが標準搭載されています。(ブランド名称はStartInとして表示されます)。既存でIDaaS製品をご利用中の場合、SAML2.0に対応
しているIDaaS製品との連携も可能です
※2‥ 通信帯域・容量費用により変動いたします
※3‥ 1ユーザーあたり一律100円/月となります

使いやすさと安心を事前体験できるβ版を9月1日より提供開始
2025年9月1日より、「Z-FILTER」のβ版の提供を開始します。本β版は販売代理店およびエンドユーザーの皆さまに実際の使用感を体験していただくことを目的としています。
「Z-FILTER」の特長である「使いやすさ」や「運用負荷の軽さ」を事前に実感していただくことで、販売代理店の皆さまには提案の幅を広げていただき、エンドユーザーの皆さまには導入前から安心してご検討いただける機会となります。
さらに、いただいたフィードバックを製品に反映し、より完成度の高い製品リリースを目指します。
「Z-FILTER」正式版は、2025年11月4日に提供開始を予定しています。

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ご購入前のお問い合わせはこちら
https://www.daj.jp/bs/z-filter/
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デジタルアーツは今後も、企業の現実的な課題に寄り添い、セキュリティと利便性を両立する統合型ソリューションの提供に努めてまいります。
以上

本件に関するお問合わせ先
デジタルアーツ株式会社 広報課 畑楠・関 TEL : 03-5220-1670/ E-mail : press@daj.co.jp

関連リンク
Z-FILTER
https://www.daj.jp/bs/z-filter/

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