旬のトピック、最新ニュースのマピオンニュース。地図の確認も。

台北文創記憶センター「理想居所」展が初の東京へ!台湾と日本の人々の暮らしを紐解き体験し、理想の住まいを考える

2025年07月15日13時00分 / 提供:Digital PR Platform

日時:2025年7月17日(木)~7月27日(日)/場所:SHIBAURA HOUSE、日建設計東京オフィスPYNT

株式会社日建設計(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:大松敦)は、台北文創開発股份有限公司(所在:台北市信義区、代表者:洪主民)、財団法人台北文創基金会(所在:台北市信義区、代表者:蔡明忠)が主催し、Plan b Inc.(所在:台北市中山区、代表者:游適任)とAlife(所在:台北市中山区、代表者:游適任)が企画する2025台北文創記憶センター「理想居所 in Tokyo」に協賛し、東京・芝浦のSHIBAURA HOUSEと日建設計本社のPYNTにて展示を実施いたします。

[画像1]https://digitalpr.jp/simg/2213/114061/700_876_202507150933176875a1cd79bba.jpg

「台北文創記憶センター(TNHCC)」は、台北文創とPlan bが台北中心部で、国内外のデザイナーや企業を巻き込み隔年で開催している台湾文化の情報発信・文化交流を目的とした展示企画です。昨年11月9日~12月3日に開催された同展では、ライフスタイルの多様化が進みつつある台湾の居住環境を背景に「理想居所」を主題に設定し、台湾内外の今日の住まいと暮らしを見つめながら、個人と空間との関係性をたどる展示が展開されました。そして2025年 7 月、その問いを携えて建築家・妹島和世が設計した SHIBAURAHOUSE で、来場者がさまざまな体験を通じて、自分だけの理想の住まいのかたちを描く展覧会を開催します。「理想居所 in Tokyo」展は、3つのフロア(1階「社会視点での居所」、2階「居住空間の私たち」、5階「住まいの可能性」に分かれています。それぞれ異なる視点から住まいを想像するきっかけを提供します。

■日建設計「住まいのコモンズ化」の展示
日建設計は、1階で「住まいのコモンズ化」をテーマとした展示を展開します。本展示は、現代人のライフスタイルの変化により、家で過ごす時間が減り、公共空間にさまざまな居住活動や物が現れ「居住」の概念が広がっていく現象を「住まいのコモンズ化」と称し、来場者に、居住要素が日常の公共空間に増殖していく様子を異なる角度から見て、感じてもらうことを目指しています。
本映像コンテンツは、「行動変容」をテーマに活動している企画開発部門「コモンズグループ」と日建設計において建築設計分野でのDXをリードするDDL(Digital Design Lab)の協働で作り上げています。コモンズグループが手掛けたオフィスやパブリックスペースなど都市空間に拡張させた日本国内の事例を題材に、SHIBAURA HOUSEと日建設計東京本社の二つの会場を使って、「住まう概念」と「住まう概念を実現するオブジェクト」をプロジェクターにより1:1のスケールで表現して紹介します。
SHIBAURA HOUSEでは、タッチ操作による体験型インスタレーションを、日建設計東京本社では台北での展示を再現した、XR技術を用いた没入感のあるインスタレーションを展開しています。
※日建設計東京の没入型体験は予約制となっています。

[画像2]https://digitalpr.jp/simg/2213/114061/700_497_202507150933176875a1cd52de5.jpg

日建設計東京本社の没入型体験インスタレーション(写真出典:Plan b)

■台北文創記憶センター「理想居所 in Tokyo」の展示について
「理想居所 in Tokyo」展は、SHIBAURAHOUSE会場の3つのフロア(1階「社会視点での居所」、2階「居住空間の私たち」、5階「住まいの可能性」と日建設計東京本社ビルの会場のXR没入型インスタレーション展示で構成されています。

1階:社会視点での居場所
「社会視点での居所」の展示では、年表や文字情報から始まる一般的な住宅展示とは異なり、展示の最初に白い紙とお絵かき道具を使い、展示の冒頭で一般の人々に住まいの理想像を描いていただきます。台北展で台湾の人々が描いた絵も同時に展示され、異文化間の住まいへの想像と交流が始まります。共編地図をコンセプトに、台北と東京の人々が自分にとって特別な意味を持つ場所にステッカーを貼ります。この地図の見学を通じて台北の人々にとってその場所がどんな記憶を持つのかを知りつつ、来場者自身も暮らしの記憶を地図に刻むことができます。

[画像3]https://digitalpr.jp/simg/2213/114061/700_240_202507150933186875a1ce6324d.png

台北展での人々の創造的なコンテンツ(写真出典:Plan b)

2階:居住空間の私たち
「居住空間の私たち」の展示では、居住の文化記憶・居住空間に表れる人格・居住空間の風水の3つのテーマから、住まいの特徴や暮らしの価値観を探っていきます。台湾の各時代に流⾏した住宅形式を選び 、その背後に反映された時代背景と⽂化について論じながら、日本と台湾のドラマ5作品を題材に、登場人物の特性と空間の関係を分析した上で、住環境がどのように私たちの思考や価値観を反映しているかを伝えます。また、台湾で親しまれているピンボールゲームをモチーフにしたインタラクティブな展示では、「金運」や「恋愛運」など8種類の運勢を取り上げ、住まいと運気の関係を楽しく学べる構成となっており、来場者自身の暮らしにも新たな視点をもたらします。

5階:住まいの可能性
「住まいの可能性」の展示では、「家に帰る」をコンセプトに、招聘した日本在住の言語学者・黄竹佑氏が録音したオーディオストーリーを聴きながら、古代から現代まで、人々の暮らしの定義がどのように変化し、想像されてきたかを知ることができます。また、この展覧会は台湾の家具ブランドHOLAと再びコラボレーションし、様々なスタイルの家具を小さなステッカーに変えて、大人も子供も簡単な方法でお絵かきカードにコラージュを作ることができます。

■台北文創記憶センター「理想居所 in Tokyo」が目指すもの
2015年以来、台北文創記憶センターは「生活の中の小さなもの」に焦点を当てて、様々なテーマの展覧会をキュレーションしてきました。2025年の展示会では、2024年に台北で開催した「理想の住まい」展を日本に持ち込みました。本展示会を通じて見る人が自分自身を物差しにして「選択」する過程で、自分の家や理想的な生活を想像することを目指しています。

[画像4]https://digitalpr.jp/table_img/2213/114061/114061_web_1.png

■日建設計について
日建設計は、建築・土木の設計監理、都市デザインおよびこれらに関連する調査・企画・コンサルティング業務を⾏うプロフェッショナル・サービス・ファームです。1900年の創業以来125年にわたって、社会の要請とクライアントの皆様の様々なご要望にお応えすべく、顕在的・潜在的な社会課題に対して解決を図る「社会環境デザイン」を通じた価値創造に取り組んできました。これまで⽇本、中国、ASEAN、中東でさまざまなプロジェクトに携わり、近年はインド、欧州にも展開しています。2021年3月には、脱炭素社会への取り組みに向けた「気候非常事態宣言」を宣言しました。
URL:https://www.nikken.jp/ja/

■臺北文創について
臺北文創開発股份有限公司は、台北市に拠点を置く文化創造産業会社です。台北市政府と協力して松山文創園区の開発と運営を行っています。中でも臺北文創ビルは、台湾初の文化・クリエイティブ産業向けBOTプロジェクトで、日本を代表する建築家・伊東豊雄氏設計の建物に、感度の高い文化・クリエイティブ企業が集結し、台北市の多様な文化的コンテンツ・アクティビティの基盤を築いてきました。毎年、松山文創園区内で約2,000件のクリエイティブなイベントが開催され、平均500万人がこのエリアでの文化芸術活動に参加しています。

■Plan b について
「持続可能な発展」を理念に掲げるコンサルティングファームです。コンサルティングだけでなく、ブランディングやインテリアデザイン、展示キュレーションなど幅広い分野で活動しています。また、台北文創ビルのブランディングや展示会の企画、台北地下鉄(台北捷運)のリブランディング、都市ブランドのコミュニケーションなど、台湾のクリエイティブ産業を推進するプロジェクトにも積極的に参加していま
す。

[画像5]https://digitalpr.jp/simg/2213/114061/350_350_202507150933176875a1cd6b139.png

Plan b Inc. Founder & Senior Partner
Alife Holding Co., Ltd. Founder & CEO
游適任 Justin Yu
複数のスタートアップ企業を設立、投資。2010年にはPlan b Inc.(https://www.theplanb.cc
)を設立し、「持続可能な発展」をツールとしたコンサルティングファームとして活動しています。長年にわたり、国内外の有名企業、NPO、行政機関など、多様な分野のクライアントに対してこれまでと異なるソリューションを提案してきました。2021年にはAlife HC. (https://www.alife.cc
)を設立し、生活に関するさまざまなソリューションを提供しながら、コンテンツ企画を中心とした新しい形の住居ブランドを展開しています。

■SHIBAURA HOUSEについて
SHIBAURA HOUSEは、株式会社SHIBAURA HOUSE(所在:東京都港区、代表取締役:伊東 勝)が運営する多目的スペースです。建築家・妹島和世が設計したガラスカーテンウォールと曲線階段が特徴的な建築で、ワークショップ、イベント、コミュニティ活動のためのスペースを提供し、訪問者に多様な体験を提供します。

本件に関するお問合わせ先
株式会社日建設計 広報室 TEL:03-5226-3030(代表) E-mail:webmaster@nikken.jp

関連リンク
日建設計東京オフィス会場(XR没入型の住まいのコモンズ化に関するインスタレーション展示)
https://peatix.com/event/4477819/view

続きを読む ]

このエントリーをはてなブックマークに追加

リリースカテゴリのその他の記事

マピオンニュース ページ上部へ戻る