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MEC+IoTによる低圧リソース自律分散制御で制御精度/供出可能量/通信コストのさらなる最適化を実現~芝浦工業大学とエナリスが共同研究~

2025年07月10日14時05分 / 提供:Digital PR Platform

芝浦工業大学(東京都江東区、学長:山田純)と株式会社エナリス(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:都築実宏、以下、エナリス)は、需給調整市場における低圧リソース取引開始を見据え、低圧リソースの制御精度および供出可能量の向上を目指し、昨年度に引き続き、電力制御ロジックにMEC-RM 技術を組み合わせることによる分散制御手法に関する研究を行います。今年度は、IoT機器側に自律分散制御機能を追加することによる制御リソースのスケーラビリティ向上と通信コストの低減を図ります。研究期間は来年3月までの予定です。

■低圧リソース制御における課題
電力需給バランスを維持するために必要な電力「調整力」を取引する需給調整市場では、2026年度から活用リソースの範囲が低圧リソースにも広げられます。しかし、需給調整市場に入札するには、リソースを1,000kW以上の容量に束ねて入札する必要があります。要請される供出量に合わせて、電気自動車や家庭用蓄電池のように容量が数kW~数十kWと小さく、かつ供出可能量が刻々と変動する低圧リソースを大量に制御して供出し続けるには、高精度かつ遅延なく制御する技術が必要です。

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