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日本女子大学の有志学生が史料調査に携わった中台延命寺の大般若経が東京都板橋区の登録有形文化財に ― 40名の学生が半年をかけて600巻の大般若経を調査 ―

2025年06月16日14時05分 / 提供:Digital PR Platform

日本女子大学(東京都文京区、学長:篠原聡子)の有志学生が史料調査に携わった東京都板橋区中台にある延命寺(以下、中台延命寺)が所蔵する「中台延命寺所蔵大般若経 附旧経櫃・経箱」が2025年2月14日(金)付で板橋区有形文化財に登録され、2025年5月21日(水)には中台延命寺の大塚龍雅(おおつかりゅうが)住職へ文化財登録書の授与が行われました。

本調査は、地域社会との連携を通じた学びと貢献を目的とした本学の社会連携教育センターによる社会連携事業「中台延命寺所蔵史料調査および調書作成ボランティア」として実施され、2023年10月から2024年3月にかけて有志学生40名が中台延命寺に赴き、調書作成、写真撮影、データベースの入力・作成などを丹念に進め600巻におよぶ大般若経と旧箱の調査を行いました。
中台延命寺の大般若経は、江戸時代に中台村およびその周辺地域の人々によって奉納されたもので、当時の信仰や地域社会のあり方を知るうえで大変貴重な史料です。今回の取り組みは、文理の垣根を越えた多様な学部の学生が前近代の原本史料に触れ、自ら調書を作成することで文化財の調査研究、指定・登録、保護に携わる貴重な機会となりました。

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