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東京工芸大学芸術学部のゑ藤隆弘准教授が世界五大ポスターコンペティション「ラハティ国際ポスタートリエンナーレ2025」でグランプリを受賞 ― グランプリ連覇は初 ―

2025年06月13日20時05分 / 提供:Digital PR Platform

東京工芸大学(学長:吉野弘章)芸術学部(東京都中野区)デザイン学科のゑ藤隆弘准教授が、世界5大ポスター展の一つ「ラハティ国際ポスタートリエンナーレ2025(Lahti International Poster Triennial 2025)」でグランプリを受賞した。受賞作《Repetition and life: bud, P2424》は、反復によって生まれる秩序とズレを通じて、生命的な揺らぎを表現すると同時に、ポスターという形式そのものを問う作品。3枚の同一ポスターを重ねることで図と地の関係や画面の天地が曖昧になり、構造の全体像は一見して捉えづらくなっている。観る者が自ら注意深く読み解こうとする中で、ようやくその仕組みや意味が立ち上がってくるような作品となっており、ポスター表現の可能性を静かに拡張する試みだといえる。ゑ藤准教授は前回2022年の大会でもグランプリを受賞しており、トリエンナーレ形式となった2014年以降、初のグランプリ連続受賞者となった。

今回で開催50周年を迎えた「第22回 ラハティ国際ポスタートリエンナーレ2025」では、世界から約4,000点の応募があった。

《Repetition and life: bud, P2424》は、同じイメージのポスターを3回繰り返して構成するという単純な仕組みながら、平面と空間を行き来するような視覚言語の探究や、静的な構成を視覚的・身体的に体験できるインタラクティブな表現が高く評価され、グランプリを受賞した。

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