2025年06月06日14時05分 / 提供:Digital PR Platform
国士舘大学理工学部(東京都世田谷区)建築学系・南泰裕研究室の学生約10人(4年生と工学研究科の大学院生)は、東京都が「2050東京戦略」事業の一環で進める「TOKYO空き家活用魅力発信プロジェクト」に参加している。このプロジェクトは、複数の大学が都内の空き家を対象にリノベーションデザイン案を作成し、都と地元自治体が審査するというもの。国士舘大学は奥多摩町の空き家を担当。今後、7月に行われる審査を経て、選定されたデザインを元に空き家を改修し、移住・定住用住宅として活用していく。
◆東京都「TOKYO空き家活用魅力発信プロジェクト」の背景と概要
東京都にある約90万戸の空き家の中には、不動産市場で流通せず長期間利用されていないものもある。特に西多摩・島しょ地域では活用事例が少なく、プロジェクトではこうした空き家を地域資源として生まれ変わらせることで、東京都の活性化を図る。時間・コストをかけない、地域とのつながりを創出するなど、知恵や工夫を凝らすことでリノベーションができることを実例をもって示し、自治体の移住・定住施策の推進につなげる。
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