2025年06月06日14時05分 / 提供:Digital PR Platform
2025年5月31日(土)、大学マネジメント研究会(英文名:Association for Innovative University Management)が主催する「地域交流会 in 京都」(会場:学校法人YIC学院 YIC京都2号館/Zoom併用)において、学校法人藍野大学 副理事長・代表業務執行理事の山本嘉人氏が、基調講演を行いました。
本交流会は、「危機の時代における私立大学の戦略と戦術」を総合テーマとし、私立大学経営に携わる学校法人理事長等役員、学長、管理運営部門の役職者等、約50名が全国から対面及びオンラインにより参加。山本氏は、基調講演第2部に登壇し、「少子化の下での生き残りをかけたM&A戦略」と題して、学校法人藍野大学が実践してきた連携・統合・再建・分離の取り組みとその効果について得られた経営知見をもとに講演しました。
山本氏はまず、同法人が「藍野グループの協創」としてアライアンスを形成する学校法人・医療法人・社会福祉法人を架橋する経営基盤を確立してきた経緯を紹介。その上で、学校法人の財務健全化を目的とした経営手法として、バランスト・スコアカード、国内大学統合報告書(IIRC 国際統合報告フレームワーク)、定量的な経営判断指標(日本私立学校振興・共済事業団)の3つの手法の複合的な活用とセグメント情報の共有などを通じた管理会計的アプローチの重要性を説明しました。
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