2025年06月06日14時05分 / 提供:Digital PR Platform
工学院大学(学長:今村保忠、所在地:東京都新宿区/八王子市)の学生プロジェクト「工学院大学ソーラーチーム」が、2025年8月にオーストラリアで開催される世界最高峰のソーラーカーレース「Bridgestone World Solar Challenge(BWSC)2025」に出場します。本学は前回大会(2023年)以来、通算6度目の出場となります。2013年の初参戦から10年以上の経験と、前回大会の反省を活かし、車両の設計・製作において大きな進化を遂げました。はくちょう座を意味する新車両「CYGNUS(シグナス)」は、製作過程のほとんどを学内設備で行ったチーム史上初の車両で、軽量化と整備性を追求し構造をシンプルにしたことが最大の特徴です。培った経験と技術を進化させ、今大会で初優勝を目指します。
■車両の特徴
今大会に投入するシグナスは、「内製化」と「構造のシンプル化」を追求したマシンです。ボディに使用する炭素繊維の積層や焼成は学生が自作した炉で行い、タイヤ周辺の金属部品も学内の「ものづくり支援センター」で5軸マシニングセンタを用いて加工。これまで外部の専門企業に依頼していた工程のほとんどを学内で担ったのは、チーム創設以来、初の試みです。
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