2025年06月03日20時05分 / 提供:Digital PR Platform
大正製薬株式会社[本社:東京都豊島区 社長:上原茂](以下、「大正製薬」)と、近畿大学薬学部医療薬学科製剤学研究室教授 長井紀章は、共同研究を実施し、発毛成分であるミノキシジルをナノ粒子化する技術を開発しました。マウスを用いた実験により、ナノ粒子化されたミノキシジルが毛包へと効率的に送達され、発毛に関わる細胞が活性化し、発毛効果を早める可能性が示唆されました。なお、本研究の一部はBiological and Pharmaceutical Bulletinに掲載されました。
【研究背景】
ミノキシジルは、発毛効果が認められた有効成分として壮年性脱毛症における発毛等を目的に国内外で広く用いられています。その治療効果を最大限に引き出すためには、作用部位と考えられる毛包へミノキシジルを効率的に届ける必要があります。
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