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医師の92%が業務効率化につながったと回答生成AIを活用した「退院時サマリー作成支援システム」が実用化

2025年05月27日16時00分 / 提供:Digital PR Platform

~医療DXへの貢献めざし新事業会社が本格始動~

藤田医科大学を運営する学校法人藤田学園(愛知県豊明市)は、医療DXの推進および医師の負担軽減に向け、生成AIを用いた「退院時サマリー作成支援システム」を株式会社FIXER(東京都港区)と共同で開発しました。本システムは、電子カルテから生成AIが退院時サマリーに必要な情報を自動で抽出・下書きを作成するもので、2025年2月より藤田医科大学病院の6診療科で先行運用をスタート。その後、3月には精神科等の3科を除く入院機能を有する31診療科での運用が開始されました。生成AIによるサマリー作成支援が、大学病院全体で本格的に活用されるのは全国で初めての事例となります。
昨年からは、他メーカーの電子カルテシステムを導入している県内の総合病院でも実証実験を行い、汎用性を確認。実用化への目途が立ったことから、これらのノウハウを広く社会で共有するため、藤田学園の100%子会社であるフジタ・イノベーション・キャピタルとFIXER社が合同で新事業会社「メディカルAIソリューションズ」を設立し、5月から本格始動しました。新会社では、藤田学園が有する医療DXの知見と、FIXER社が培ってきたクラウド開発および生成AI事業の実績を生かし、「退院時サマリー作成支援システム」を地域のみならず全国へ展開することで、医療現場の業務改善および日本の医療の質向上に寄与することをめざします。

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