旬のトピック、最新ニュースのマピオンニュース。地図の確認も。
Mapion > ニュース > リリース > 【中部大学】心筋細胞のナノメートルスケールで秩序とカオスが共存する動的恒常性を発⾒ ─ 生物が自らの安定性や柔軟性を保つための仕組みを数学的・統計的に証明 ─
2025年04月08日20時05分 / 提供:Digital PR Platform
中部大学(愛知県春日井市)生命健康科学部生命医科学科の新谷正嶺准教授らの研究グループは、心臓を構成する心筋細胞がナノメートル(ナノは10億分の1)スケールの「カオス的なゆらぎ」を積極的に活用し、全体としては規則的なリズムを維持していることを明らかにした。この現象を、『ケイオーディック・ホメオダイナミクス(ゆらぎながら安定するカオス的秩序)』と名付けた。 1.発表のポイント ■⼼筋細胞内の筋⾁を構成する最⼩単位であるサルコメア(注1)は⾃律的に⾼頻度振動(HSOs)(注2)している。
[ 続きを読む ]
マピオンニュース ページ上部へ戻る