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医療ビッグデータで患者数推移などを抽出 痛風患者、男性の60~79歳が多い

2025年04月04日11時00分 / 提供:Digital PR Platform

国内最大規模の診療データベースを保有するメディカル・データ・ビジョン株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長:岩崎博之)は、高尿酸血症と痛風に関するデータを抽出しました。データの調査対象期間は保有する全期間(2008年4月から2024年12月)で施設数は557でした。高尿酸血症・痛風、それぞれの10歳刻みの男女別患者数などを抽出しました。

高尿酸血症とは体内の尿酸が過剰に蓄積した状態を指し、自覚症状がないため放置されがちです。尿酸値が7mg/dl以上で高尿酸血症と診断され、9mg/dl以上または8mg/dl以上で合併症を伴う場合には治療が推奨されます。尿酸が結晶化すると関節や腎臓に蓄積し、痛風発作や腎障害、尿路結石などを引き起こします。

また、痛風は高尿酸血症によって関節内に蓄積した尿酸結晶が原因で発生する激しい痛みを伴う発作性の関節炎で、特に足の親指の付け根に多くみられます。痛みは数日で治まるものの、高尿酸血症を治療しない限り、発作を繰り返します。さらに、高尿酸血症の患者は高い確率でメタボリックシンドロームを合併するとされており、動脈硬化のリスクも高まるため、適切な尿酸コントロールが重要となります。

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