静岡文化芸術大学の学生によるデザインがコメダ珈琲店の2025年豆菓子パッケージデザインに採用 ― 2年連続で「珈琲のお供」に

株式会社コメダ（愛知県名古屋市）が展開する喫茶店「コメダ珈琲店」で提供される豆菓子のパッケージに、静岡文化芸術大学（浜松市中央区）デザイン学部2年の藤田遥名さんの考案したデザインが採用された。これは、同社が全国の美術／芸術大学・専門学校に通う学生を対象として公募したもので、同大学生のデザインが採用されるのは2年連続。3月上旬から藤田さんのデザインしたパッケージの豆菓子が全国のコメダ珈琲店で提供されている。

コメダ珈琲店では、ドリンクを注文すると無料で豆菓子が提供される。同社では2022年から美術／芸術系の大学・専門学校に通う学生を対象とした豆菓子のパッケージデザインコンペティションを行っており、今年は応募数151点の中から、静岡文化芸術大学デザイン学部2年の藤田遥名さんの作品がグランプリを受賞した。同学部の学生がグランプリを受賞するのは、昨年度に引き続き2年連続。

このコンペティションでは、春夏秋冬4パターンのデザインを募集。藤田さんは「移ろう街にひとときの安らぎを」をコンセプトに、線のタッチを多く残すことで温かさを引き出したデザインを制作し、高く評価された。