2025年03月04日14時00分 / 提供:Digital PR Platform
~口腔がん患者とそうでない人との口腔細菌のバランスの違いを発見~
横浜市立大学附属病院 歯科・口腔外科・矯正歯科の來生 知診療教授の研究グループは、株式会社サイキンソーとの共同研究により、口腔がんやその前がん病変である口腔潜在的悪性疾患(OPMDs)*1に罹患した患者は、口腔粘膜疾患のない患者と比較すると口腔細菌のバランスが異なることを明らかにしました。また、マウスモデルにおいてポルフィロモナス・ジンジバリス (Porphyromonas gingivalis) という口腔細菌の内毒素が口腔がんの発がんを誘導することを示したことから、口腔衛生状態の改善が口腔がん発症の予防につながる可能性が考えられます。
本研究成果は、国際学術誌「Cancers」に掲載されました(日本時間2025年2月14日)。
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