2025年02月28日14時05分 / 提供:Digital PR Platform
学校法人追手門学院(大阪市中央区、理事長:田口順一)はこのたび、運営する追手門学院大学の特設サイト「OTEMON VIEW」に、「天皇葬礼における『公』と『私』。古代から現代までの歴史的変遷をたどる」と題する記事を掲載した。天皇の葬礼は神道や仏教といった宗教、時代背景や社会情勢などによってさまざまに変化してきた。たとえば土葬か火葬か、埋葬の方法も時代によって異なる。戦後「開かれた皇室」として、国民も皇室のことをある程度は知ることができるようになったが、こと葬礼に関しては知られていないことも多い。今回は、朝廷儀礼に詳しい文学部の久水俊和准教授が、天皇葬礼の歴史について解説する。
2024年11月15日に三笠宮妃百合子さまが101歳で亡くなられた。百合子さまの葬儀に関する報道(※)で「斂葬(れんそう)の儀」などの言葉にふれ、耳慣れなさを感じた人も多いと思われる。「斂葬の儀」とは、天皇・皇族における儀式の名称で、一般でいう本葬にあたるもの。
戦後「開かれた皇室」として、国民も皇室のことをある程度は知ることができようになってきたが、こと葬礼に関しては知られていないことも多くある。
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