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ヤクモ、新製品「大型制振装置(AMD)」を発表 高層建築物における風揺れを低コスト・省設置スペースで低減

2025年10月20日10時00分 / 提供:@Press

ヤクモ株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:舟木 英之)は、高層建築物における風揺れを低コスト・省設置スペースで低減できる1台2方向式の高層建築物用AMD(アクティブ・マス・ダンパー)を開発しました。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/551022/LL_img_551022_1.jpg
高層建築物用AMDの外観※マスは試験用を使用
近年、都市部の高層化が進み、居住者や利用者にとって深刻な課題となっているのが建築物における「風揺れ」です。知覚されるような長時間の横揺れは不安感や不快感を引き起こすだけでなく、乗り物酔いのような症状を引き起こすことがあり、オフィスでの業務に支障が生じるほか、ホテルでの快適性損失といった建築物の資産価値にも大きく影響します。このような風揺れ対策には、振動マスを制御して建築物の横揺れを減衰させる制振装置(AMD)を屋上などに設置するのが効果的です。
当社では、これまで実施してきた中層ビル向けの風揺れ対策で培ったノウハウを基に、コスト・設置スペース・メンテナンス負荷を削減するために1台でXY2方向の制振ができる最大振動マス100tの高層建築物用大型制振装置(AMD)を開発しました。

■特長
(1) コストの抑制
コンクリート錘採用や全体カバー不要でコスト削減

(2) 設計の自由度
XY2軸一体型により1台で2方向制振※1、設置面積も小さく(7.7×7.9m※2,3)で他設備との干渉を回避
※1必要場面に応じて1方向制振に変更も可能
※2最大ストローク仕様での可動範囲
※3別途制御盤のスペースが必要

(3) メンテナンス性の向上
クレーン不要のメンテナンス、汎用リニアガイド使用での短納期・低コスト部品調達が可能

(4) 優れた運搬・施工性
2分割フレーム設計と現場でのコンクリート打設により運搬、施工、搬入が容易

■仕様
製品名 : Dual AMD(高層建築物用AMD)
振動マス質量 : 50~100 [t]
アクチュエータ最大制御力:各段200 [kN]
ストローク : ±950 [mm]
本体寸法(最大): W7.7×D7.9×H3.15 [m]
制御盤寸法 : W6.4×D0.8×H2.3 [m]
周波数範囲 : 0.2~0.5 [Hz]
用途 : 高層建築物用風揺れ
製品詳細 : https://www.yacmo.co.jp/products/vibration/tallbuilding-amd/
※仕様範囲外でも対応可能な場合がございますので相談ください

■ヤクモ株式会社とは
振動・騒音・地震対策の総合エンジニアリング企業として、60年以上にわたってさまざまな防振・防音・免震装置を開発しており、調査・測定から解析・設計・施工・メンテナンスまで一貫したシステムでお客様のニーズにお応えしています。

■会社概要
会社名 : ヤクモ株式会社
代表者 : 代表取締役社長 舟木 英之
所在地 : 東京都品川区大崎5-4-18
設立 : 1963年5月
事業内容: 防振・防音に関わる各種装置・部材の製造、
リースおよび施工、メンテナンス
URL : https://www.yacmo.co.jp/

【本件に関するお問い合わせ】
会社名: ヤクモ株式会社
担当者: 山野
TEL : 03-5496-7556
MAIL : yacmo-ma@yacmo.co.jp

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プレスリリース提供元:@Press

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