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六甲高山植物園 鮮やかな六甲ブルー牧野富太郎が命名したヒメアジサイが見頃

2025年07月10日15時00分 / 提供:@Press

六甲山観光株式会社(本社:神戸市灘区 社長:妹尾昭孝)が運営を行っている六甲高山植物園では、鮮やかな六甲ブルーのヒメアジサイの群落が見頃です。

ヒメアジサイは、エゾアジサイの花序全体が装飾花になったもので、1929年に牧野富太郎が長野県戸隠付近で見たエゾアジサイの品種に命名しました。花が女性的で優美なので姫アジサイと名付けられました。六甲山は花崗岩で土壌が酸性なので、鮮やかな青色に発色し「六甲ブルー」と呼ばれ、神戸市の市花として親しまれています。村上定弘著の「六甲あれこれ~六甲山をめぐる物語~」には『六甲山上のアジサイ、戦中から戦後にかけての十数年訪れる人もなく寂れ、そのことを嘆き悲しんだ阪急電鉄創業者小林一三氏が六甲山をアジサイの山にしたいという思いから苗の提供を申し出られ、相談を受けたのが当時六甲山小学校の教師の林中元氏。』と、六甲山にアジサイが植栽されたいきさつが書かれています。
ヒメアジサイは、7月下旬頃までお楽しみいただけます。

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