2025年01月16日16時00分 / 提供:@Press
指紋認証をはじめとした、さまざまなセキュリティ・ソリューションを提供する株式会社ディー・ディー・エス(本社:愛知県名古屋市、代表取締役社長:池 要翰、以下 DDS)は、「多要素認証基盤 EVEMA(イヴエムエー)」(以下 EVEMA)が医療法人友愛会 盛岡友愛病院(岩手県盛岡市、以下 盛岡友愛病院)に導入されたことを発表いたします。
医療業界では、厚生労働省の「医療情報システムの安全管理に関するガイドライン第6.0版(令和5年5月策定、以下 ガイドライン)」に準拠した情報の取り扱いが求められています。サイバー攻撃の一層の多様化・巧妙化が進み、医療機関等における診療業務等に大きな影響が生じていること等を踏まえ、医療機関等に求められる安全管理措置を中心に内容の見直しが行われています。2027年度(令和9年度)時点で稼働していることが想定される医療情報システムを、今後新規導入または更新するに際しては、二要素認証を採用システムの導入が求められています。
盛岡友愛病院では、電子カルテの導入と同時にガイドラインで求められた二要素認証に対応可能な認証ソリューションとして、DDSの多要素認証基盤「EVEMA」を採用、2023年2月より運用しています。電子カルテを利用する650名の職員が、Windows OSログオン認証と電子カルテへのログイン認証にEVEMAを利用しています。Windows OSログオン認証は、共通IDの代理認証として1対N認証で顔認証を、電子カルテのログインには職員固有のIDを利用した顔認証と、異なった運用をしています。また、病院特有の課題である非常勤者の登録、手術室内での利用についても、電子カルテ利用を中心に据えたユーザー管理とセキュリティ対策、そして運用方法で解決し、EVEMAを利用いただいています。
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