2025年07月27日23時40分 / 提供:PR TIMES
第一弾として工程内検査写真のAI自動分類システムを9月に導入
大東建託株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長執行役員CEO:竹内啓)は、人工知能(AI)を活用して現場監督の業務をサポートする「AI現場監督構想」を策定し、その開発に着手します。第一弾として、現場監督の品質管理業務で負担となっている工程内検査写真の分類・添付作業を、AIが画像をアップロードするだけで自動分類するシステムを開発し、全国の施工現場で9月から導入します。
現場監督の資格保持者、特に1級建築施工管理技士などは昨今減少・高齢化の傾向にあり、建設2024問題の課題の一つとなっています。大東建託では全国で常時約2,000カ所の施工現場が稼働しており、資格保有者が複数の現場を管理しています。現場監督は1.工程策定・管理、2.予算策定・管理、3.品質管理、4.安全管理などに多くの時間を費やしており、そのスキルが属人的になるなど、業務の効率化・可視化と管理品質の高度化・均一化が課題となっています。今回策定した「AI現場監督構想」は、これまでに蓄積された業務ノウハウや協力会社の陣容・スキル等に関するデータを活用し、現場監督一人当たりの業務効率を2028年までに20%向上させることを目指しています。
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