2025年08月29日02時10分 / 提供:PR TIMES
~世界で活躍できる人材の育成を目指して~
東急株式会社(以下、東急)と特定非営利活動法人VIVITA JAPAN(以下、VIVITA JAPAN)は、渋谷区の公立小中学校の建て替え・移転に伴い、2025年9月に開校予定の仮設校舎「青山キャンパス」内に新設される「未来共創空間」のコーディネートおよび運営(以下、本取り組み)を共同で受託し、9月から開始します。
渋谷区では、学校施設の老朽化対策にとどまらず、新たな教育ニーズや視点を踏まえた未来の学校施設の整備を推進しています。その一環として、仮設校舎として使用される「青山キャンパス」および「西原キャンパス」(2026年度開校予定)内に、「未来共創空間」を開設します。
「未来共創空間」は、日本の公立学校の中で先駆けて始められる、次世代の学びを創造する場です。3Dプリンターなどの創作活動が可能な機器や最新のテクノロジー機器を備え、地域企業と連携した共創的な学びの提供を通して、児童・生徒の創造性・探究心・協働力を育む共創型の教育を実践し、AIが台頭するこれからの時代に必要とされる人材の育成を目指します。
東急とVIVITA JAPANは、2019年から子どもたちの創造性を引き出す実証プログラムを共同で展開してきました。「未来共創空間」では、これらの実績とノウハウを活かし、連携企業・団体の技術や最新機器などのリソースを活用することで、子どもたちのアイデアを形にする次世代型教育環境の構築を目指します。映像機器や音楽制作機器を使ったまちの魅力発信、プログラミング機器を活用したまちの課題解決などを予定しているほか、地域企業・団体と連携したワークショップやトークイベントなども開催予定です。
東急は、「子育て・学生応援 東急スクラムプロジェクト」などを通して、“日本一住みたいまちづくり”を推進してきました。VIVITA JAPANは、子どもたちのためのクリエイティブ・フィールド「VIVISTOP」を8年間展開してきました。両者は本取り組みを通じて、子どもたちの創造性を育み、地域とつながる豊かな学びの場を創出する活動を広げていきます。
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活動イメージ 未来共創空間イメージ
■青山キャンパスについて
渋谷区では現在、渋谷区基本構想で掲げる未来像「ちがいを ちからに 変える街。渋谷区」を目指して、子ども一人一人が個性を伸ばし、先進的で柔軟な考えを育むための教育に取り組んでいます。
その中で、これから渋谷区が目指す学校の将来像を『未来の学校』と銘打ち、学校の校舎建て替えというハード面と、探究する学びや教育DXなどのソフト面の両面から、『未来の学校』プロジェクトを進めています。
校舎建て替え期間中に使用する仮設校舎(青山キャンパス、西原キャンパス)では、新校舎に先駆けて最先端のICT環境と学習空間を整備し、『未来の学校』を先取りした学びがスタートします。
最初の仮設校舎となる青山キャンパスは、旧青山病院敷地に建設され、2025年9月に開校予定です。
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青山キャンパスイメージ 青山キャンパス所在地
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未来共創空間イメージ
■本受託案件の概要について
(1)件名
「未来共創空間」導入に伴うコーディネート・運営支援業務委託
(2)業務内容
・「未来共創空間」の運用方針・運営体制の企画・整理
・機材活用の支援
・ワークショップ等の企画運営
・未来共創空間の運営支援
■東急とVIVITA JAPANのこれまでの取り組みについて
東急とVIVITA JAPANは2019年から、子どもたちが専門家やクリエイターと共創して実際のまちをテーマにしたボードゲームを制作する「VIVITA CITYSCAPE」や、子どもたちがデザイナーや服飾専門学校の学生とともに衣服づくりにチャレンジする「VIVITA ARTISAN CLOTHES PROJECT」など、子どもたちの創造性を引き出す実証プログラムを共同で展開してきました。
また、昨年末と今年7月には、東急が渋谷で運営するオープンイノベーション施設「Shibuya Open Innovation Lab(SOIL)」において、子どもたちが東急電鉄の社員とともに渋谷の社会課題の解決策を考える「多世代共創ワークショップ」を共同で開発・実施しました。
■東急の取り組みについて
東急は、グループ一丸となって子育て世帯や学生を応援する「子育て・学生応援 東急スクラムプロジェクト」を2025年2月に立ち上げ、交通・教育・文化・暮らしなど多様な生活シーンにおいて価値提供を行っています。
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イノベーション推進組織であるフューチャー・デザイン・ラボでは、「多世代共創」をテーマに、異なる世代の価値観が交わることで新たな発想や価値を生み出す体験を創出しています。大人と子ども、大学生と高校生、若手社員とベテラン社員など、幅広い世代の交流を通じて、それぞれの学びを深めます。地域と連携し、こうした学びの場を広げることで、地域価値の向上とより良いまちづくりを目指しています。
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また、教育分野では、2020年から渋谷区の公立小中学校を対象とした官民連携プログラミング教育支援「Kids VALLEY 未来の学びプロジェクト」において、プログラミングや課題解決型学習(PBL)の授業支援をしています。また、「まちづくり」をテーマにした探究学習プログラムも展開し、実社会に近い学びの機会を提供しています。
さらに、東急(株)グループには、理工系を中心とした先進的教育を展開する東京都市大学グループや、非認知能力の育成を重視した民間学童保育「キッズベースキャンプ(KBC)」を展開する(株)東急キッズベースキャンプなど、教育事業に関する豊富な実績とリソースがあります。これらのノウハウを活かし、次世代に必要な学びの機会を創出しています。
■VIVITA JAPANの取り組みについて
VIVITA JAPANは、子どもたちのためのクリエイティブ・フィールド「VIVISTOP」を展開する団体です。「VIVISTOP」では、多様な機材・ツール・素材が揃う環境のもと、アートやテクノロジーを活用しながら、子どもたちが自由な発想を形にすることを支援しています。多様な人々との共創を通じて、子どもたちが自分の可能性を信じ、未来を主体的に創造していくための活動を行っています。
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