2025年12月17日04時40分 / 提供:PR TIMES![]()
千葉大学大学院工学研究院の尾松 孝茂教授、同大学国際高等研究基幹のSrinivasa Rao Allam特任講師、千葉大学分子キラリティー研究センターのJingni Geng技術補佐員(研究当時)と、天津大学のQuan Sheng准教授の研究チームは、光の準粒子である光スキルミオン(注1)を市販の光学素子1枚で発生することに成功しました(図1)。本手法は、従来使われている高価なコンピューター制御のデジタルデバイスや偏光干渉計を必要としないため、費用対効果が高く、高ビーム品質を有し、安定性に優れ、コンパクトな光の準粒子を発生します。
この結果は、光の準粒子を極めて簡便に発生できる新たな技術として、自由空間光通信、超大容量データストレージ、超解像顕微鏡、光科学、物性物理学など、非常に幅広い分野での応用が期待されます。
本研究成果は、2025年11月17日に、学術誌Laser & Photonics Reviewsにオンライン公開されました。
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