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新型磁性体「交替磁性体」の磁気構造の新たな測定法を発見!~未来型電子材料で、高速・省エネメモリーの実現へ!~

2025年12月12日04時40分 / 提供:PR TIMES

千葉大学大学院工学研究院のピーター クリューガー教授は、近年発見された磁性体「交替磁性体(注1)」の磁気構造を、原子レベルで測定できる新しい方法を発見しました。本研究では、光がらせん状に進む特殊な光(円偏光)を用いた「共鳴光電子回折(RPED)(注2)」という手法を応用することによって、交替磁性体の磁気構造を直接検出することに成功しました。
本研究成果により、表面や薄膜など、従来の手法では評価が難しかった3次元構造以外の物質でも、交替磁性体であるかどうかの測定が可能となります。今後、未来型電子材料「交換磁性体」を用いた省エネ型情報デバイス等の実現に向けた材料開発への応用が期待されます。
本研究成果は、2025年11月6日に学術誌Physical Review Lettersで公開され、掲載論文の中でも特に注目度が高く、幅広い科学コミュニティに影響を与える研究と判断された論文を紹介する特集枠“Featured in Physics”にて紹介されました。

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