2025年07月18日22時40分 / 提供:PR TIMES
国境なき医師団(MSF)は、2021年6月24日にエチオピアのティグレ州中部で起きた、3人のMSFスタッフの残虐な殺害に関する内部調査報告書を発表した。
殺害されたのは、スペイン出身のマリア・エルナンデス・マタス、エチオピア出身のテドロス・ゲブレマリアム・ゲブレミカエル、ヨハンネス・ハレフォム・レダの3人。調査では、この事件は明らかに人道援助スタッフだとわかる3人を標的にした意図的な殺害であることが確認された。また、事件当時、エチオピア国防軍の車列が、3人が殺害されたのと同じ道路を走っていたことも確認された。
MSFは、エチオピア政府に調査の実施と公表を求めるとともに、各国政府に人道援助従事者の保護と、攻撃が行われた際の責任の追及を求める。
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