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「ブラザーグループ 環境ビジョン2050」の2030年度中期目標を改定

2025年03月08日00時40分 / 提供:PR TIMES

ブラザー工業株式会社は、2050年度に向けた環境目標「ブラザーグループ 環境ビジョン2050」の、CO2排出削減と資源循環に関する2030年度中期目標を改定した。

■ブラザーグループ 環境ビジョン2050(太文字部分が今回の改定部分)
[表1: https://prtimes.jp/data/corp/11621/table/748_1_f19fdccdfef1f348d10cfe08a0e72b38.jpg ]

■改定内容
[表2: https://prtimes.jp/data/corp/11621/table/748_2_ccbbc2e82a90d25adca5481986294a75.jpg ]
*1:事業者自らによる温室効果ガスの直接排出
*2:他者から供給された電気・熱・蒸気の使用に伴う間接排出
*3:スコープ1、スコープ2以外の間接排出(事業者の活動に関連する他者の排出)
*4:購入した製品・サービス、販売した製品の使用、販売した製品の廃棄に関わるCO2排出量が削減対象
*5:ブラザーグループから排出するCO2(スコープ1、スコープ2)を全体としてゼロにする
*6:スコープ1、スコープ2、スコープ3
*7:包装材を含む
*8:プリンティング・アンド・ソリューションズ事業が対象
*9:プリンティング・アンド・ソリューションズ事業、マシナリー事業、パーソナル・アンド・ホーム事業が対象

ブラザーの、スコープ3 CO2排出削減における2030年度中期目標「2015年度比30%削減」は2018年に策定され、パリ協定の「2°C目標」達成のための科学的根拠に基づく削減目標として認定された。今回、国際社会における気候変動対応の加速が急務となっている状況を踏まえ、2022年度比で28.5%削減と、2°C目標よりも厳しい基準である「Well Below 2℃目標(2℃より十分低い目標)」に整合した目標に改定した。
資源循環については、プリンティング・アンド・ソリューションズ事業(以下、P&S事業)、マシナリー事業、パーソナル・アンド・ホーム事業(以下、P&H事業)を対象に「新規資源率65%以下」の目標達成に向けて、再生材の活用などの取り組みを進め、マシナリー事業とP&H事業の合算において新規資源率65%以下となった。今後は、スコープ3のCO2排出削減や、生物多様性保全などの環境負荷軽減に確実につながる新規資源の絶対量の削減を目指し、グループ全体の新規資源量の80%以上を占めるP&S事業の、包装材を含めた製品に投入する新規資源量を2022年度比で25%削減する目標に改定した。

ブラザーグループは、2030年度に向けたブラザーグループビジョン「At your side 2030」において、「あり続けたい姿」として、「世界中の "あなた" の生産性と創造性をすぐそばで支え、社会の発展と地球の未来に貢献する」ことを掲げている。2025年度から2027年度までを対象とした中期戦略「CS B2027」においても、CO2排出削減と資源循環をマテリアリティとしており、今後も、製品の省エネ性向上や、リユース、リサイクル材活用のほか、製品の長寿命化やサブスクリプション型ビジネスの推進など、お客様により長く製品を使用していただける環境を整備するといった、地球環境に配慮した活動に積極的に取り組んでいくとしている。

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