2025年06月16日13時45分 / 提供:PR TIMES
加齢に伴う健康課題(代謝・筋肉・高齢期健康)への応用を目指す
株式会社吉野家ホールディングス(代表取締役:成瀬哲也、本社:東京都中央区)、太陽化学株式会社(代表取締役社長:山崎長宏、本社:三重県四日市市)、京都府立医科大学(学長:夜久均、所在地:京都府京都市)は、生活習慣病を気にかける消費者の食の選択肢を広げることを目指し、2023年4月より京都府立医科大学へ産学連携共同研究講座「食と健康研究講座」を設置し、牛丼を高付加価値にする研究開発を開始しています。
新たな研究では、吉野家の「牛丼」とグアー豆食物繊維の摂取により、食後の血糖・脂質応答を緩やかにし、消化管ホルモンであるインクレチン、アミノ酸の作用を高め、腸管炎症の抑制作用や腸内バリア機能の維持効果や筋合成の促進効果がみられました。吉野家の「牛丼」として摂取されたタンパク質、脂質、糖質などの栄養素は、グアー豆食物繊維の摂取により、腸内細菌叢や消化管ホルモン分泌などが調整され、効率よく代謝・吸収された結果であると考えられ、腸内環境を整え、代謝改善や筋量維持に寄与する可能性があり、加齢に伴う健康課題に対する新たな取組となることが期待されます。この吉野家の「牛丼」とグアー豆食物繊維の組み合わせ摂取による新たな研究成果については、6月15日(日)にグランキューブ大阪(大阪国際会議場)で行われた第25回日本抗加齢医学会総会の共催セミナーにて、京都府立医科大学大学院医学研究科 内分泌・代謝内科学の濱口真英講師より発表されました。
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