2025年02月28日16時15分 / 提供:PR TIMES
当社の小山工場(栃木県小山市)にあるフォトニクス製品の製造部門および管理部門が、このたび、グローバルな電気通信事業者がサプライチェーンのCSR監査を協同で行う団体であるJAC(Joint Alliance for CSR)(注1)の監査において、最高得点である100点(Class A-Excellent)を獲得し、全ての監査項目(労働、安全衛生、環境、企業倫理、マネジメントシステム)で、グローバルなCSR基準を高水準で順守していることが認められました。90点以上のClass A-Excellentを獲得した企業は、2023年の実績では123件のうち18%でした。今回の監査は、JACのメンバーである日本電信電話株式会社(注2)(以下、NTT)が、KDDI株式会社(注3)とソフトバンク株式会社(注4)陪席の下(注5)実施しました。
小山工場では、安全衛生と環境の分野においていくつかの取り組みを行っています。安全衛生においては、各部門同士で災害発生状況についての情報連携や従業員教育などを定期的に行っており、フォトニクス製品の製造部門では、2018年から2025年1月20日までの無災害記録時間は約1,076万時間に渡り、現在も記録を更新し続けています。また、環境については「小山市ゼロカーボン・ネイチャーポジティブ推進プラットフォーム」(注6)へ参画し、脱炭素・自然共生を目指す小山市との連携や製造現場における省電力化への取り組みなどを推進しています。小山工場では、高い環境性能を備えた「1FINITY Ultra Optical System」を製造しています。世界最高クラスの毎秒1.2テラビットの大容量長距離伝送を実現する本システムは、冷却方式に光伝送装置では世界初となる水冷方式を採用することで、CO2排出量の従来製品比60%削減を実現しています。
当社グループは、地球社会の一員として、環境・社会・経済の視点から課題解決に向けた事業活動を行い、グループの企業価値を持続的かつ長期的に向上させるサステナビリティ経営を推進しています。今回の結果を受け、当社はサステナビリティ経営をさらに推進し、責任あるサプライチェーンを構築、維持することで、持続可能な社会の実現に貢献します。また、JACに加入する電気通信事業者やCSRを重視するお客様に対してサステナブルな価値を提供し、グローバルにビジネスを拡大することを目指します。
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