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【慶應義塾】難治性癌の代表・小細胞肺癌の治療に新たな光

2025年05月02日11時40分 / 提供:PR TIMES

-非神経内分泌タイプの小細胞肺癌にIGF1R阻害剤が有効な可能性-

慶應義塾大学医学部内科学(呼吸器)教室の安田浩之准教授、同大学院医学研究科の福島貴大(大学院生)、同医化学教室の佐藤俊朗教授らの研究チームは、33人の小細胞肺癌患者から「オルガノイド」を樹立し、一部の小細胞肺癌(非神経内分泌タイプ)がIGF-1と呼ばれる増殖因子に強く依存して増殖していること、IGF-1の受容体であるIGF1Rに対する阻害剤が新しい治療薬の1つとして有効である可能性を見出しました。

小細胞肺癌は、癌の病態解明が進んでおらず有効な治療法が限られる病気です。手術できない小細胞肺癌患者の5年生存率は10%以下であり、難治性癌の代表とされています。

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