2025年10月13日14時40分 / 提供:PR TIMES
日揮ホールディングス株式会社(代表取締役会長兼社長CEO 佐藤雅之)は、産業分野におけるCO2回収技術のリーディングプロバイダーであるSLB Capturi社(本社:ノルウェー・ライサケル、以下「SLB Capturi」)とその親会社であるSLB社(本社:米国ヒューストン、以下「SLB」)との間で、燃焼後排ガスに含まれる二酸化炭素(CO2)の回収技術に係るMOUを締結し、SLBグループとの戦略的な協業可能性に関する協議を開始したことをお知らせします。
日揮グループは、これまでアルジェリアやオーストラリアで天然ガス中に含まれるCO2の回収・貯留(CCS:Carbon dioxide Capture and Storage)施設を完工した実績を持ちます。加えて、中期経営計画『BSP2025』においてCCS分野の事業拡大を掲げており、燃焼後排ガスに含まれるCO2回収分野にも注力していく方針です。さらにCO2回収設備の設計・調達・建設(EPC)のみならずエネルギーや環境をテーマとした、調査、分析・評価、シミュレーションリスク評価等さまざまな手法を組み合わせた技術コンサルティングの提供を通じて、CCSの実現に貢献していくことを目指しています。
SLB Capturiは、その前身となるAker Carbon Capture社とSLBとの間に設立された合弁企業です。SLB CapturiのCO2回収技術※は、世界初となるノルウェーのセメントプラント向けCCSプロジェクト(Brevik CCS:年間最大40万トンのCO2を回収)に導入されるなど欧州の先進的なCCSプロジェクト市場をリードしている技術です。
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