2025年08月04日22時10分 / 提供:PR TIMES
東京貿易グループのグループ会社である東京貿易メカニクス株式会社(以下TMX、東京都中央区、代表取締役社長 三須丈義)と東邦ガスエナジーエンジニアリング株式会社(以下THGE、名古屋市昭和区、取締役社長 玉田勝也)は、都市ガスの付臭状態を常時遠隔監視する「付臭滴下監視システム」を共同開発いたしました。本システムの普及により、都市ガス事業者のスマート保安(デジタル化)の一役を担い、また、都市ガスのみならず水素設備の付臭状態の監視等に応用することで、エネルギーの多様化に対応しつつ、安心・安全な社会の実現に貢献してまいります。
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開発背景:スマート保安による”見逃しゼロ”と“省力化”を両立したい―付臭滴下の未付臭防止対策でより安全な社会に都市ガス事業者には、漏洩時の早期発見と事故防止のため、消費者にガスを供給する場合、人が危険を感知できるよう臭いを付ける(付臭する)ことがガス事業法で義務付けられています。※1ガスへの付臭剤の注入方法として付臭剤を滴下させる方式があり、点検員が毎日1~2回程度、注入部分の監視用小窓(サイトグラス)から付臭剤が滴下していることを目視で確認していますが、夜間の目視確認の場合、見落としや誤認の懸念がありました。また、未付臭状態の不具合発生時への早期発見の課題もありました。TMXとTHGEはこうした課題を解決するため、スマート保安による“見逃しゼロ”と省力化を両立する付臭滴下監視システムを開発しました。
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