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第47回「ライツ・フォトグラフィカ・オークション」レポート

2025年11月28日16時15分 / 提供:PR TIMES

前ローマ教皇フランシスコが所有していたライカのカメラが650万ユーロで落札

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Leica M-A Pope Francis

ウィーンに拠点を置くオークションハウスのライツ・フォトグラフィカ・オークションは、歴史的に価値のあるカメラ関連製品を専門に取り扱う「ライツ・フォトグラフィカ・オークション」を定期的に開催しています。「ライツ・フォトグラフィカ・オークション」では非常に希少なアイテムから特別限定モデル、プロトタイプまでユニークな来歴を有するアイテムが常時出品されており、貴重なアイテムを出品・入手できる場として世界中のコレクターに認知されています。

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去る11月22日、第47回「ライツ・フォトグラフィカ・オークション」がウィーンのホテル・インペリアルにて開催されました。

今回出品された希少なアイテムのひとつには、前ローマ教皇フランシスコ(1936-2025)が所有していたライカのカメラがありました。

予想落札価格は6万~7万ユーロでしたが、最終的に650万ユーロで落札されました。

その他にも、イギリスの前女王エリザベス2世(1926-2022)へ献上された特別デザインの「ライカM3」や希少価値が高いブラックペイント仕上げの「ライカMP」が大きな注目を集めました。

前ローマ教皇フランシスコは、長年にわたり人道主義を説きながら社会問題へ積極的に関わり続けました。ライカはその功績を称えて、特別デザインの「ライカM-A」と「ライカ ノクティルックスM f1.2/50 ASPH.」のセットを2024年に献上しました。
「これらのカメラとレンズには、シリアルナンバー『5000000』が刻印されています。ライカでは、特別な個体に区切りの良いシリアルナンバーを付与するという慣習が長年続けられています。そうした特別な個体は著名人に贈呈されるケースが多いです」ライカカメラ・クラシックス社とライツ・フォトグラフィカ・オークションの社長を務めるアレクサンダー・セドラクは語ります。

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Leica M-A Pope Francis

慈善活動への支援にも精力的に取り組んでいたことから、フランシスコ前教皇は献上されたライカのカメラとレンズのセットをチャリティーアイテムとしてオークションに出品し、その落札金を全額、援助を必要としている人々を救済する目的で寄付することにしました。「このアイテムを今回、チャリティーアイテムとして提供できたことを光栄に思います。このアイテムについては、通常、落札金額に応じて設定しているオークションハウスの手数料を徴収しないことにしました。落札金650万ユーロは、全額がフランシスコ前教皇の慈善団体に寄付されます」とセドラクは語っています。
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Leica M-A Pope Francis

メディアにも頻繁に登場する著名人で、今回オークショニアを務めたヴォルフガング・パウリッチが競売開始を告げる頃にはすでに予想落札価格の6万~7万ユーロを超える事前入札が数件ありました。その後、落札まで激しい入札合戦が繰り広げられました。「私たちが開催した過去のオークションの中でも最も白熱した入札合戦のひとつだったのは間違いありません。それゆえに、あれほどの高値がこの特別なアイテムについたのです」とセドラクは述べています。

女王へのギフト、報道写真用のカメラ、「ルクサス」にも高値が[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/11879/104/11879-104-f0dec599565c5343e79c18e4af9e9d0a-3000x2000.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
Leica M3 Queen Elizabeth (C)Leitz Photographica Auction

著名人のために製造されたとある1台のカメラも、今回のオークションのハイライトのひとつでした。

そのカメラとは、新たに誕生したドイツ連邦共和国(西ドイツ)のテオドール・ホイス初代連邦大統領が1958年10月に当時のイギリス女王だったエリザベス2世に外交上のギフトとして献上した「ライカM3」です。実はライカは紛失した際の予備として、同じカメラをもう1台製造していました。今回出品されたのはその予備機で、エリザベス女王のイニシャルである「E II R」がトップカバーに、「エリザベス女王陛下へ - 1958年10月20日 - テオドール・ホイス」という文言のドイツ語 がベースプレートにそれぞれ刻印されています。予想落札価格が9万~12万ユーロだったこのアイテムは、15万6,000ユーロ(落札手数料を含む*)で落札されました。

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Leica MP black paint no.MP-114 (C)Leitz Photographica Auction

今回のオークションはブラックペイントの「ライカMP」の人気が依然として高いことが改めて実感できるものでもありました。

“M Professional”を意味する「ライカMP」はルポルタージュ撮影用に開発され、1956年に初登場したモデルで、数多くの報道写真家に愛用されました。このときライツ社によって製造された「ライカMP」はわずか412台で、そのうちブラックペイントは141台しかありませんでした。今回出品されたのはシリアルナンバーが「MP-114」の個体で、予想落札価格は70万~80万ユーロでしたが、結果は90万ユーロ(落札手数料を含む*)での落札となりました。

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Leica I Mod. A Luxus (C)Leitz Photographica Auction

オークション開始後間もなく登場したアイテムも今回のハイライトのひとつです。

そのアイテムとはロット番号7の「Leica I Mod. A Luxus special outfit」です。1929年に製造が開始され、わずか95台しか製造されなかった“ルクサス(ラグジュアリーの意)”は現存するのが数台のみと非常に希少です。今回出品されたのはその中の1台で、1929年に製造されたシリアルナンバー「34808」の個体です。「special」と名付けられているのは、付属しているアクセサリーが主な理由です。このアイテムには今回、同じ外観デザインの「ルクサス」双眼鏡3×20と、ゴールドのメッキが施された「ライツ・フィノット」ケーブルレリーズ と「フォファー・ルクサス」 距離計が付属しており、4点セットとしてオークションに出品されたのは今回が初めてでした。 そうした珍しさから、30万~36万ユーロでの落札が予想されていましたが、最終的には36万ユーロ(落札手数料を含む*)で落札されました。

写真作品専門のオークション「Motion」も開催
去る10月30日夜、写真作品専門オークション「ライツ・フォトグラフィカ・オークション」がライカギャラリー ウィーンにて開催されました。今回のオークションは「Motion」と題し「写真に描かれた動き」と「写真から感じ取れる動き」がテーマでした。

今回は同時に「ライカI」誕生100周年を記念するオークションでもありました。100年前に登場した「ライカI」は世の中の「動き」の撮影を初めて可能にしたカメラであり、その意味でも「Motion」は今回のオークションのタイトルにふさわしいものでした。

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Ein-Fußganger (C) Leitz Photographica Auction - Otto Steinert

今回の最大のハイライトは、オットー・シュタイナートが撮影した「Ein-Fuß-Ganger」でした。落札価格は3万3,600ユーロ(落札手数料を含む*)で、今回の最高落札価格となりました。

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Muhammed Ali (C) Leitz Photographica Auction - Howard L. Bingham

また、ボクシング界のレジェンド、モハメド・アリを被写体にした作品もハイライトのひとつです。
1965年に行われたソニー・リストンとの伝説の一戦で撮影されたこの一枚には、王座を防衛したアリの直筆サインが記されていました。

今回のオークションについての詳細は「ライツ・フォトグラフィカ・オークション」のウェブサイトにてご覧いただけます。

*手数料として落札価格の20%が落札者からオークションハウスのライツ・フォトグラフィカ・オークションに支払われます

ライカカメラ社について

ライカカメラ社はカメラ、レンズ、スポーツオプティクスを製造・販売するグローバルなプレミアムメーカーです。近年は成長戦略の一貫として事業領域を拡大しており、モバイルイメージング(スマートフォン)の分野にも進出しています。また、高品質な眼鏡レンズと腕時計の製造も手がけるほか、自社製プロジェクターによりホームシネマ市場に参入しています。本社はドイツ・ウェッツラーにあり、ポルトガルのヴィラ・ノヴァ・デ・ファマリカンには第2工場を置いています。世界各地に独自の販売会社と約120のライカストアを構え、グローバルな販売ネットワークを構築しています。ライカは、革新技術と組み合わさった「最高水準の品質」「ドイツならではのクラフツマンシップ」「インダストリアルデザイン」の代名詞となっています。そのブランド力を活かした活動の一環として、世界各地に約30箇所のライカギャラリー設置、ライカアカデミーの開催、「ライカ・ホール・オブ・フェイム・アワード(Leica Hall of Fame Award)」や「ライカ・オスカー・バルナックアワード(LOBA)」といった国際的アワードの主催をはじめ写真文化の振興に取り組んでいます。

Leica Camera Japan
https://leica-camera.com

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