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2割以上の企業でEBITDAが業界平均を上回るーPBR1以下の日系化学企業を支援するー

2025年08月19日07時10分 / 提供:PR TIMES

欧州最大級の経営戦略コンサルティングファームである株式会社ローランド・ベルガー(グローバル本社:ドイツ、ミュンヘン 以下、ローランド・ベルガー)は、本日、グローバルサプライチェーンが大きな変化を迎える中、低PBR(株価純資産倍率)にとどまる日系化学企業が企業価値を向上させていくための変革の方向性を提言したレポート「収益性に基づく低PBR日系化学企業の類型化と企業価値向上策」を発表しました。

世界経済見通しは過去数年と比較して依然として不透明性が高く、金利、関税への懸念、地政学的不確実性はいずれも依然として高い水準にあります。化学業界においては、多くのバリューチェーンにおいて過剰生産能力が見られます。ローランド・ベルガーの最新レポート「Chemicals Winners 2024-2025」によると、厳しい環境下でも企業価値を上げている企業は必ず存在し、成長に加えて高いROIC(投資収益率)を重視する戦略を策定することがこれまで以上に重要であるとわかっています。

日本市場においては、化学業界の平均PBRは1.1倍となり、アメリカ(2.0倍)、欧州(1.6倍)、中国(1.6倍)に比べ大きく下がります(2023年時点)。ローランド・ベルガーのレポート「日系化学企業の低PBRの現状と提言」によると、業界に由来するものではなく、日系企業における構造的な要因によるものであることが伺えます。

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